【関西各駅探訪第687回】大阪モノレール柴原駅

柴原

【目の前に市立豊中病院がある】

大阪モノレール柴原駅は大阪府豊中市にある。大阪モノレール第2期開業区間の終点で、大阪空港延伸まで終着駅となっていた。市立豊中病院への最寄駅で、駅の北側に病院がある。昼間時は毎時6本10分毎の運転、平日朝ラッシュ時は7時台、8時台に8本ずつが運転されている。平日夕方ラッシュ時は昼間時と同じく毎時6本の運転となっている。柴原駅は1994年9月30日に大阪モノレール千里中央から当駅までの延伸とともに開業した。

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駅構内は大阪モノレール各駅と同様島式ホーム1面2線の標準配線となっている。

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ホーム有効長はモノレール車両6両分あるが、使用しているのは4両編成分だけで、ホームドアはないが、乗降部以外は柵が設けられている。

柴原

改札は地上2階にあり、ホームから改札へはエレベータ、エスカレータが設置され、バリアフリーに対応している。

柴原

コンコースにはモノレール各駅と同様にモノレール美術館、モノドリンク(自販機)、コインロッカーなどがある。

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改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

柴原

駅改札ではレンタサイクルの受付もやっている。市立豊中病院の最寄駅とあって、改札前には調剤薬局もある。

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出口は1ヶ所で北側にのみ出られる。コンコースから地上へはエレベータ、エスカレータが設置されている。

柴原

駅前にはロータリーがあり、バスやタクシーが発着している。阪急バスの路線バスが運行されており、一部神姫バスの高速バスも停車する。

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市立豊中病院はロータリーから池を挟んで北側にある。またその西側には大阪大学のキャンパスも広がっており、学生の利用も少なくない。

柴原 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 4,675 1,628 3,047 34.8%
2006年度 4,059 1,326 2,733 32.7%
対06年度比 115.2% 122.8% 111.5%  

柴原駅の2016年度1日あたりの乗車人員は4,675人で、うち定期利用者は1,628人となっている。定期比率は34.8%で、定期利用者は3割強といったところで、大半が定期外利用者となっている。大阪モノレール14駅中10位の乗車人員で、利用者はそれほど多くない。10年前の2006年度と比較すると全体で15.2%増、定期利用者は22.8%増、定期外利用者は11.5%増となっており、全般的に増加している。

  

鉄道コム

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