【秋には駅にある大イチョウがが黄色く色づく】
北条鉄道網引駅は兵庫県加西市にある。駅前に大イチョウがあり、秋のシーズンには撮影者などが訪れる。列車は終日毎時1本程度の運転で、昼間は単行、朝夕には2両編成で運転されている。
網引駅は1915年(大正4年)3月3日に播州鉄道粟生〜北条間の開通と同時に開業した。旅客・貨物の取扱を開始した。1923年(大正12年)12月21日に播丹鉄道の駅となった。1943年(昭和18年)6月1日に播丹鉄道の国有化により鉄道省の駅となった。1962年(昭和37年)3月1日に貨物の取扱を廃止した。1984年(昭和59年)6月に放火により駅舎が焼失した。1985年(昭和60年)4月1日に国鉄北条線が第三セクター北条鉄道に転換して同社の駅となった。2012年(平成24年)1月にトイレが新築された。2013年(平成25年)2月19日に駅舎が再建された。同年4月に駅前が播磨中央自転車道中間休憩所として整備された。2014年(平成26年)2月にホーム反対側に庭園が完成した。2018年(平成20年)9月に駅前に立つイチョウが兵庫県景観形成重要建造物に指定された。
駅構内は地上ホーム1面1線となっており、ホーム有効長は2両分ある。
改札は無人化されており、自動改札機や自動券売機の設置はない。
待合室も設置されており、北条鉄道の写真や寄付された本などが置かれており、ちょっとした休憩スペースになっている。
出口は1ヶ所で、駅北側に出られる。
駅前には駐輪場が整備されており、駐車スペースもあり、トイレが整備されている。
駅前には新鮮野菜直売所あびきがある。