守口市
【かつて車庫があった場所には京阪百貨店が建つ】
京阪本線守口市駅は大阪府守口市にある。快速急行停車駅で、平日朝ラッシュ時の通勤快速急行、通勤準急は通過する。近くに谷町線守口駅があり、競合関係にある。電車はデータイムに準急が毎時6本、普通が毎時6本運転されている。準急は出町柳、普通は萱島に2本、枚方市4本が運転されている。平日朝ラッシュ時下り淀屋橋方面行き7時台には急行1本、準急1本、区間急行4本、普通7本が運転されている。平日夕方ラッシュ時上り出町柳方面行き18時台には快速急行3本、急行3本、準急8本、区間急行1本、普通6本が運転されている。
守口市
守口市駅は1910年(明治43年)4月15日に京阪本線開通と同時に守口駅として開業した。1918年(大正7年)3月1日に当駅の京都側に守口車庫が竣工した。1931年(昭和6年)10月14日に当駅から蒲生駅まで専用軌道化された。1933年(昭和8年)12月29日に当駅から蒲生信号所まで複々線化された。1934年(昭和9年)9月21日の室戸台風で、隣接する守口車庫の木造検車庫が半壊した。修復には新京阪線の桂車庫の検車庫が移設された。1943年(昭和18年)10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1944年(昭和19年)7月16日に急行停車駅となった。1946年(昭和21年)2月15日に大戦末期廃止されていた急行運転が再開したが、当駅は通過となった。1949年(昭和24年)12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1955年(昭和30年)11月15日に拡張工事竣工。1964年(昭和39年)4月1日に京阪守口ビルが竣工した。8月12日に橋上駅舎が完成した。1971年(昭和46年)6月20日に守口市駅に改称した。1972年(昭和47年)2月2日に隣接していた守口工場・守口車庫が廃止された。車庫線の一部は留置線として高架化まで使用された。1976年(昭和51年)8月22日から守口車庫跡地に造られた仮駅舎使用開始した。1979年(昭和54年)4月15日に京都行きホームを高架化した。1980年(昭和55年)3月23日に朝夕を除いて急行・準急が停車するようになった。同年6月8日に大阪行きホームが高架化された。1982年(昭和57年)3月29日に高架化工事が竣工した。1985年(昭和60年)10月1日に途中下車指定駅になった。同年10月6日に駅前バスターミナルが完成、京阪バスが乗り入れ開始した。同年10月12日に守口工場・守口車庫跡地に京阪百貨店1号店が開業した。2008年(平成20年)10月19日ダイヤ改正で、新たに設定された快速急行の停車駅となった。急行・準急が全列車停車となった。
守口市
駅構内は高架ホーム2面4線で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。
守口市
ホームから改札があるコンコースへはエレベータ、エスカレータが設置されている。
守口市
改札は2ヶ所あり、東西に出られる。東改札がメインで有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
守口市
西改札がメインで有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
守口市
出口は東西それぞれにあり、北側、南側に出られる。東改札側の南口にロータリーが設置されている。
守口市
東改札側南口にはペデストリアンデッキもあり、駅前の各ビルへと繋がっている。
守口市
東改札側南口ペデストリアンデッキからは京阪百貨店へもアクセスできる。
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東改札側の北口には車が止められるスペースがあるが、路線バス等の発着はない。
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西改札側の南口は駅前に道路が走っており、駅周辺には商業店舗などがある。
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西改札側の北口も同様に道路が走っているが、ロータリーなどはない。
| 守口市 | 乗車 | |||
|---|---|---|---|---|
| 年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
| 2018年度 | 18,104 | 7,796 | 10,308 | 43.1% |
| 2008年度 | 22,864 | 10,011 | 12,853 | 43.8% |
| 対08年度比 | 79.2% | 77.9% | 80.2% | |
守口市駅の2018年度1日あたりの乗車人員は18,104人で、うち定期利用者は7,796人となっている。定期比率は43.1%で、定期利用者は4割強となっている。京阪本線の駅では11番目の乗車人員となっている。特急停車駅の三条や北浜よりも乗車人員は多い。10年前の2008年度と比較すると全体で20.8%減、定期利用者は22.1%減、定期外利用者は19.8%減となっており、20%前後利用者が減少している。
