【関西各駅探訪第1516回】京阪本線龍谷大前深草駅

龍谷大前深草

龍谷大前深草

【その名の通り龍谷大最寄り駅】

京阪本線龍谷大前深草駅は京都市伏見区にある。各駅に停まる準急以下が停車する。電車はデータイムに準急が毎時6本の運転で、平日朝ラッシュ時下り7時台には準急1本、通勤準急3本普通2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時上り19時台には準急5本、普通1本が運転されている。

深草

深草

龍谷大前深草駅は1910年(明治43年)4月15日に京阪本線開業と同時に、稲荷駅として開業した。同年12月16日に深草駅に改称された。1943年(昭和18年)10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1944年(昭和19年)7月16日に急行停車駅となった。1946年(昭和21年)2月15日に急行運転が復活したが、当駅は急行通過となった。1949年(昭和24年)12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1963年(昭和38年)11月16日に駅の移設工事に伴い隣接する車庫線の一部を廃止した。1964年(昭和39年)3月15日に駅を現在の位置に移設し、5月15日から新駅舎の使用を開始した。1971年(昭和46年)8月15日に橋上駅舎化。1980年(昭和55年)3月17日に隣接する深草車庫を廃止した。1987年(昭和62年)12月25日にホーム・階段の幅を1メートル拡張。この用地確保のため、東側に残っていた留置線2本のうち1本を撤去した。1988年(昭和63年)8月28日 に自動改札機設置した。

深草

深草

2015年(平成27年)2月下旬に駅舎建て替え工事に関連した出町柳行プラットホームの拡幅工事が完成した。5月15日~17日にホーム幅の拡張工事に伴い4番線の使用を中止、淀屋橋方面ホーム最大2メートル拡幅された。
2016年(平成28年)3月31日に橋上駅舎および自由通路のバリアフリー化工事が完了し、新橋上駅舎の使用を開始した。駅名標の隣に龍谷大学前を掲示するようになった。2019年(令和元年)10月1日に駅名を龍谷大前深草駅に変更した。

龍谷大前深草

龍谷大前深草

駅構内は地上ホーム2面4線で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。

龍谷大前深草

龍谷大前深草

かつては深草車庫が併設されていた。長らく下り線側には側線が残っていたが、橋上駅舎化により、用地を転用された。

龍谷大前深草

龍谷大前深草

ホームから改札がある橋上駅舎へはエレベーターが設置されている。

龍谷大前深草

龍谷大前深草

改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

龍谷大前深草

龍谷大前深草

出口は2ヶ所で東西に出られる。西口側からは駅名にもある龍谷大に近い。

龍谷大前深草

龍谷大前深草

駅周辺の道路は狭く駐輪場が整備されているだけで、ロータリーなどはない。駅前には京都市立砂川小学校がある。

龍谷大前深草

龍谷大前深草

東口は川が流れているため対岸へは橋を渡らなければならない。

龍谷大前深草 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 5,501 3,000 2,501 54.5%
2008年度 5,787 3,893 1,893 67.3%
対08年度比 95.1% 77.1% 132.1%  

龍谷大前深草駅の2018年度1日あたりの乗車人員は5,501人で、うち定期利用者は3,000人となっている。定期比率は54.5%で、定期利用者が5割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で4.9%減、定期利用者は22.9%減、定期外利用者は32.1%増となっている。

にほんブログ村 鉄道ブログへ  にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ   にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ  にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ  ブログランキング・にほんブログ村へ

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました