【関西各駅探訪第1394回】阪急京都本線西向日駅

西向日

【新京阪の壮大な夢の跡を見る】

阪急京都本線西向日駅は京都府向日市にある。準急以下が停車する駅で、準急は高槻市以東各駅に停まるので、基本的には各駅停車のみが停まる駅となっている。JR向日町駅に近いのは一つ京都河原町寄りの東向日になるので、乗り換え等を行う時は注意が必要だ。電車はデータイムに準急が毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時下り大阪梅田方面行き7時台に堺筋準急4本、普通3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時上り19時台には堺筋準急3本、普通3本が運転されている。ラッシュ時の準急は淡路から堺筋線方面へ直通する堺筋準急が運転されている。土休日のデータイムにも堺筋準急が運転されており、半数が堺筋準急となっている。西向日駅は1928年11月1日に新京阪鉄道高槻町～京都西院間延伸と同時に西向日町駅として開業した。開業当時は待避線が設置されていた。1930年9月15日に会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となった。1943年10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1949年12月1日に阪急京都本線の駅となった。1972年10月1日に向日町の市制施行により西向日駅に改称された。

西向日

駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。

西向日

上下ホーム間には地下道が設置されており、エレベータが設置されている。

西向日

改札は2ヶ所あり、上下ホームそれぞれに設置されている。西改札は有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

西向日

東改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

西向日

出口は2ヶ所で西改札に1ヶ所、東改札に1ヶ所ある。西口は商店街の中にあり、駅周辺の道路は狭く、路線バスの乗り入れはない。

西向日

東口も駅周辺は狭く、こちら側は住宅地の中にある。駅前には駐輪場が整備されている。

西向日駅の2018年度1日あたりの乗車人員は6,290人で、うち定期利用者は3,425人となっている。定期比率は54.4%で、定期利用者が5割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で2.6%減、定期利用者は7.0%増、定期外利用者は12.1%減となっている。