【加古川市郊外の駅として発展してきた】
JR神戸線宝殿駅は兵庫県加古川市にある。普通のみが停車する駅でデータイムは加古川で普通の半数が折り返すため30分毎の運転となる。かつては当駅から専用線が分岐しており、貨物列車も運転されていた。現在も車扱貨物の臨時取り扱い駅となっている。電車はデータイム30分毎毎時2本の運転、平日朝ラッシュ時上り6時台と7時台に普通が7本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には普通が4本運転されている。宝殿駅は1900年5月14日山陽鉄道の駅として開業した。1906年12月1日に山陽鉄道が国有化された。1909円10月12日路線名制定により山陽本線の駅となった。1923年に日本毛織専用線が開業した。1958年4月10日に西明石~姫路間の電化が完成した。1960年日本毛織専用線が廃止された。1966年住友セメント線が開業した。1981年4月1日に橋上駅舎化された。分割民営化後、2003年11月1日からICカードの利用が可能になった。
駅構内はホーム2面3線で、下り線がホーム1面1線、上り線側が島式ホーム1面2線になっている。ホーム有効長は20m級車両12両分ある。
ホームから橋上駅舎へはエレベータが設置されている。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
みどりの窓口がかつては設置されていたが、みどりの券売機が設置され、みどりの窓口は閉鎖された。
出口は2ヶ所あり、南北に出られる。北口にはロータリーが整備されている。
北口からは神姫バスの路線バスが発着している。
南口にもロータリーが整備されており、高砂市のコミュニティバスじょうとんバスが発着している。
駅前にはレンタサイクルの駅リンくんがあり、通勤通学などに自転車をレンタルすることができる。
宝殿 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 9,884 | 7,348 | 2,536 | 74.3% |
2007年度 | 10,385 | 7,705 | 2,680 | 74.2% |
対07年度比 | 95.2% | 95.4% | 94.6% |
宝殿駅の2017年度1日あたりの乗車人員は9,884人で、うち定期利用者は7,348人となっている。定期比率は74.3%で、定期利用者は7割超となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で4.8%減、定期利用者は4.6%減、定期外利用者は5.4%減となっている。