【関西各駅探訪第478回】近鉄名古屋線川原町駅

川原町

【高架化により立派に変身した萬古焼の町の駅】

近鉄名古屋線川原町駅は、三重県四日市市にある。近鉄四日市から1つ名古屋寄りにある駅で、富吉から各駅に停まる準急と普通が停車する。川原町駅は、1929年1月30日に伊勢電気鉄道の駅として開業した。参宮急行、関西急行を経て、1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。2014年10月25日に下り線が高架化され、2016年5月8日に上り線が高架化されて、上下線とも高架駅になった。

川原町

高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は5両編成停車に対応している。

川原町

ホームから改札へはエレベーターも設置されており、バリアフリーに対応している。

川原町

改札は1階に1ヶ所ある。有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。特急券窓口の設置はない。

川原町

出口は2ヶ所あり、西口、東口があるが、どちらも似たような感じで、どちらも住宅街になっている。バスの乗り入れはなく、東を走る国道1号線にバス停があるだけで、駅近くにはバスは乗り入れていない。

川原町

駅前にはロータリーなどはなく、地上線時代の線路跡が整備されているが、ロータリーを造れるようなスペースはない。

川原町駅の2016年度1日あたりの乗車人員は811人で、うち定期利用者は466人となっている。定期比率は57.5%で、定期比率はそれほど高くない。10年前の2006年度と比較すると全体で39.4%増、定期利用者は31.8%増、定期外利用者は51.1%増となっており、利用者は増えてきている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました