【平安朝の駅舎を持つ小野小町ゆかりの地の駅】
京都丹後鉄道宮豊線京丹後大宮駅は京丹後市にある。特急停車駅で、小町の里駅の愛称が付けられている。列車は毎時1〜2本が運転されている。普通はほぼ毎時1本で、特急がある時と朝の時間帯に毎時2本が運転されている。京丹後大宮駅は1925年11月3日に口大野駅として開業した。1963年5月25日に丹後大宮駅に改称。JR発足後、1990年4月1日に第三セクター北近畿タンゴ鉄道に移管された。2015年4月1日にWILLERTRAINSへの移管により、京都丹後鉄道の駅となり、京丹後大宮駅に改称された。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は国鉄時代の長編成運転に対応してかなり長い。
上下ホーム間には構内踏切があり、駅舎は下り線側に設置されている。
改札は1ヶ所で、簡易委託駅になっており、一部時間帯を除き有人となっている。乗車券、特急券の発売はもちろん、定期券の販売も行なっている。
出口は1ヶ所で、駅西側に出られる。小野小町ゆかりの地ということで、平安朝の駅舎になっている。
大宮町観光協会があり、レンタサイクルなどもある。駅前は広いが、バスは駅前には乗り入れず、駅前の道路から発着している。
駅周辺には駐輪場のほか、駐車場も整備されている。
京丹後大宮 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 142 | 96 | 46 | 67.3% |
2006年度 | 115 | 63 | 52 | 54.8% |
対06年度比 | 123.5% | 151.8% | 89.2% |
京丹後大宮駅の2016年度1日あたりの乗車人員は142人で、うち定期利用者は96人となっており、定期比率は67.3%で、7割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で23.5%増、定期利用者は51.8%増、定期外利用者は10.8%減となっており、定期利用者は増えているが、定期外利用者は減少している。