大阪メトロ80系

8111F

【今里筋線に導入されたリニア地下鉄車両】

会社名 大阪メトロ
形式 80系
使用線区 今里筋線
製造メーカー 川崎重工・近畿車輌
制御方式 VVVFインバータ IGBT素子 リニア駆動方式
主電動機 車上1次片側式三相リニア誘導電動機
ブレーキ 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ
台車 LS-80
最高速度 70km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 3.5km/h/s
減速度(非常) 4.5km/h/s
製造初年 2006年
電気方式 直流1500V 架空電車線方式
軌間 1435mm
保安装置 ATC・ATO
座席定員 先頭車26(88)
中間車34(99)
扉枚数・座席形状 3扉ロングシート
車体 16m級アルミ製車体
所属 鶴見検車場
編成 4両
既存両数 68両(2019年5月現在)

大阪メトロ80系は2006年に今里筋線開業に合わせて投入した車両である。今里筋線は長堀鶴見緑地線と同様にリニア駆動を採用したミニ地下鉄で建設されたため、80系は70系をベースに設計された。車体は70系と同様にアルミ製で、クリーム色をベースに今里筋線のラインカラーであるオレンジのラインが入るデザインとなった。フロント部は70系よりも丸みを帯びた形状となった。16m級車両で3ドアロングシート車となっている。側窓は一段下降式で一部が固定窓となっている。70系では妻部に車内情報装置が設置されていたが、80系では乗降ドアの上部に千鳥配置されている。

80系車内

80系車内

制御はIGBT素子による1C4MのVVVFインバータ制御を採用している。主電動機は定格100kWのリニアインダクションモータとなっており、70系と同様のものを使用している。集電装置は70系と同様にシングルアームパンタが採用された。保安装置はATCを搭載しており、ホームドア設置に伴いTASCも搭載している。運転性能は最高速度70㎞/h、起動加速度2.5㎞/h/s、常用減速度3.5㎞/h/s、非常減速度4.5㎞/h/sとなっている。

80系車内

80系車内

 

←井高野 今里→  
8100MCp 8200M 8400M 8500Mcp メーカ
8101 8201 8401 8501 近車
8102 8202 8402 8502 川重
8103 8203 8403 8503 川重
8104 8204 8404 8504 川重
8105 8205 8405 8505 川重
8106 8206 8406 8506 近車
8107 8207 8407 8507 近車
8108 8208 8408 8508 近車
8109 8209 8409 8509 近車
8110 8210 8410 8510 近車
8111 8211 8411 8511 近車
8112 8212 8412 8512 近車
8113 8213 8413 8513 近車
8114 8214 8414 8514 川重
8115 8215 8415 8515 川重
8116 8216 8416 8516 川重
8117 8217 8417 8517 川重
※8101Fは長堀鶴見緑地線に転属

8131F

今里筋線の運用見直しと長堀鶴見緑地線の増発により80系1本が長堀鶴見緑地線に転属した。転属に際して、長堀鶴見緑地線走行のためATOが搭載され、外観も長堀鶴見緑地線のラインカラーである萌黄色に変更されたが、今里筋線のラインカラーオレンジ色も残されている。車番も変更され、8117Fから8131Fとなった。

  

鉄道コム

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