【稲原村の請願により駅が設置された】
JRきのくに線稲村駅は和歌山県日高郡印南町にある。普通のみが停車する駅で、運転本数が減る御坊以南にあるため、データイムは毎時1本の運転が基本となっている。朝の時間帯は6時台に和歌山方面行きが快速2本、普通1本が運転されており、16時台に2本の運転がある以外は毎時1本の運転となっている。朝6時台は3本中2本が天王寺方面直通だが、データイムは御坊〜紀伊田辺間の区間運転が主体となっている。稲原駅は1930年12月14日に紀勢西線の駅として開業した。1959年7月15日に紀勢本線が全通し、紀勢本線の駅となった。1985年3月14日ダイヤ改正で無人化された。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
上下ホーム間には無蓋タイプの陸橋があるが、エレベーターの設置はない。
駅舎は上り新宮方面行き側にある。無人化されており、自動改札機の設置はない。ICカードの利用もできない。
出口も1ヶ所で東側に出られる。
駅前は広く車の乗り入れもできるが、バス路線の乗り入れはない。駐輪場と公衆トイレがある。
稲原 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 79 | 73 | 6 | 92.4% |
2007年度 | 106 | 96 | 10 | 90.6% |
対07年度比 | 74.5% | 76.0% | 60.0% |
稲原駅の2017年度1日あたりの乗車人員は79人で、うち定期利用者は73人となっている。定期比率は92.4%となっており、実に9割以上が定期利用者となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で25.5%減、定期利用者は24.0%減、定期外利用者は40.0%減となっている。10年のうちに利用者が三桁から二桁に減っている。