【三宅八幡の御膝元の駅は、同志社中学が強力なサポータ】
叡山電鉄鞍馬線八幡前駅は京都市左京区にある。三宅八幡への最寄駅で、本線の三宅八幡より当駅の方が三宅八幡に近い。三宅八幡駅は1925年(大正14年)9月27日に京都電燈が経営する叡山電鉄平坦線の駅として開業した。1942年(昭和17年)3月2日に京都電燈の鉄軌道事業を京福電気鉄道が承継、京福電気鉄道叡山本線の駅となった。1986年(昭和61年)4月1日に京福電気鉄道が叡山本線を叡山電鉄に譲渡、叡山電鉄叡山本線の駅となった。
対向ホーム2面2線で、鞍馬線最大編成両数の2両分のホーム有効長となっている。
八幡前駅プロジェクトで、同志社中学の生徒が有志で同駅の修繕活動を行っている。
ホームの改修によりレンガ造りの壁ができ、ハト駅長も鎮座するベンチもきれいに修繕されている。
駅は京都市内にあるが、市内とは思えないほど長閑な風景である。
駅名板にもハト駅長が描かれている。
八幡前駅の2015年度1日あたりの乗車人員は441人で、うち定期利用者は205人だった。定期比率は46.6%で定期外利用者も少なくない。ただ、データには各年でバラつきがあり、10年前に対して利用者はかなり増加しているが、信憑性に欠けるデータである。
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