【関西各駅探訪第333回】~叡山電鉄鞍馬線二ノ瀬駅~

【ログハウス風待合室と大もみじの木が出迎える行き違い駅】

二ノ瀬

二ノ瀬

叡山電鉄鞍馬線二ノ瀬駅は京都市左京区にある。1929年10月20日に鞍馬電気鉄道の市原〜鞍馬間の延伸に伴い開業した。鞍馬線二軒茶屋〜鞍馬間の単線区間にあり、行き違い設備を有した駅である。

二ノ瀬

二ノ瀬

駅構内は対向式ホーム2面2線で、車内精算するため、駅舎はなく、改札もない無人駅となっている。構内踏切があり、下りから出口へはこれを渡らなければならない。

二ノ瀬

二ノ瀬

上りホームにはもみじの木があり、シーズン中はライトアップされる。

二ノ瀬~市原もみじトンネル

二ノ瀬~市原もみじトンネル

市原〜二ノ瀬間には有名なもみじのトンネルもあり、こちらもシーズン中にはライトアップされて、走行中の電車の室内灯を消してライトアップされたもみじを車内から見られるようにしている。

二ノ瀬駅の2015年度1日あたりの乗車人員は52人で、うち定期利用者は30人となっている。定期比率は57.9%で、定期利用者はあまり多くない。利用者自体が少ないが、その割に定期外利用者が多いのは秋の行楽シーズンなどに訪れる人が多いのだろう。10年前と比べると全体で35.7%増加しており、定期利用者は83.3%も増加している。

  

鉄道コム

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