【厄除け祈願の長田観音への最寄駅】
JR和歌山線紀伊長田駅は和歌山県紀の川市にある。粉河の1つ西側にある駅で、北側には厄除けで有名な長田観音がある。普通のみが停車する駅で、データイムは毎時2本の運転となっている。平日朝ラッシュ時和歌山方面7時台には4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時橋本方面へは17時台、18時台に各2本の運転となっている。紀伊長田駅は1903年3月7日に紀和鉄道の粉河~打田間に長田臨時停車場として開設された。1904年8月27日に紀和鉄道から関西鉄道の駅となった。1907年10月1日に国有化された。1908年2月22日に仮停車場となった。1909年10月12日に線名が制定され和歌山線の駅となった。1912年5月1日に5月1日に仮乗降場となった。1938年7月15日に駅に昇格し、紀伊長田駅となった。1941年8月10日に営業を休止。1952年9月23日に営業を再開した。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
駅は無人となっており、簡易型の自動券売機が設置されているのみとなっている。
駅はICカードなどの利用はできない。227系投入により、車載型のICカードリーダーが設置される予定で、2020年春から利用が可能になる。
出口は1ヶ所だが、ホームの各所に階段が設けられ、ホームの各所から出入りができるようになっている。
駅前は畑が広がっており、駐輪場が整備されているだけとなっている。
駅の北側には長田観音があり、徒歩でも行ける距離にある。
紀伊長田 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 110 | 86 | 24 | 78.2% |
2007年度 | 88 | 59 | 29 | 67.0% |
対07年度比 | 125.0% | 145.8% | 82.8% |
紀伊長田駅の2017年度1日あたりの乗車人員は110人で、うち定期利用者は86人となっている。定期比率は78.2%で、8割弱が定期利用者となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で25.0%増、定期利用者は45.8%増、定期外利用者は17.2%減となっている。