【関西各駅探訪第1148回】京阪本線伏見桃山駅

伏見桃山

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【幕末の歴史の中心地】

京阪本線伏見桃山駅は京都市伏見区にある。伏見区の中心部大手筋に面しており、戦前は急行も停車していた。歴史上に名を残す伏見桃山時代はもちろん、幕末にも歴史のターニングポイントとなった地で、今でも多くの観光客が訪れる。電車はデータイムに萱島以東各駅に停車する準急が毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時下り7時台には通勤準急が5本、普通が1本運転されている。平日夕方ラッシュ時上り18時台には準急2本、普通5本が運転されている。伏見桃山駅は1910年4月15日に京阪本線全通とともに伏見駅として開業した。1915年11月11日に伏見桃山駅に改称された。1916年4月1日に急行停車駅となった。1943年10月1日に会社合併により、京阪神急行電鉄の駅となった。1949年8月1日に急行通過駅となった。同年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1973年12月9日に地下駅舎が完成した。

伏見桃山

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両7両分となっている。

伏見桃山

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ホームから改札へはエレベーターが設置されている。

伏見桃山改札は1ヶ所で地下にある。有人改札で、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

伏見桃山

伏見桃山

出口は2ヶ所で、東西に出られる。駅南側を商店街が横断しており、この商店街を東へ抜けると近鉄京都線の桃山御陵前駅がある。

伏見桃山

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東口は京阪伏見桃山駅前ビルの地下にある。ここから南下すると近鉄京都線桃山御陵前駅がある。

伏見桃山 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 4,942 1,641 3,301 33.2%
2007年度 5,534 2,359 3,175 42.6%
対07年度比 89.3% 69.6% 104.0%  

伏見桃山駅の2017年度1日あたりの乗車人員は4,942人で、うち定期利用者は1,641人となっている。定期比率は33.2%で、定期利用者は3割強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で10.7%減、定期利用者は30.4%減、定期外利用者は4.0%増となっており、定期利用者の減少が大きい。

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