【関西各駅探訪第701回】JR大阪環状線桃谷駅

桃谷

【ゼット、デサントの本社があるスポーツ系会社の聖地】

JR大阪環状線桃谷駅は大阪市天王寺区にある。鶴橋駅の一つ天王寺寄りにあり、寺田町とともに各線との連絡はない。当駅の発車メロディは、当駅近くでライブハウスを経営していた河島英五氏の代表曲”酒と泪と男と女”が使われている。大阪環状線東側は特急や快速の運転がないため、全列車が停車する。昼間時は、大阪まで各駅に停まる関空・紀州路快速と大和路快速、環状線普通がそれぞれ毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時内回りは7時台に関空・紀州路快速1本、区間快速2本、環状線普通13本が運転されている。8時台には関空・紀州路快速3本、区間快速1本、環状線普通7本、桜島行き4本、大阪行き2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時外回りは、18時台に関空・紀州路快速4本、区間快速4本、環状線普通4本、天王寺行き4本が運転されている。桃谷駅は1895年5月28日に大阪鉄道天王寺〜玉造間開業とともに桃山駅として開業した。1900年6月6日には関西鉄道の駅となった。1905年6月1日に桃谷駅に改称された。1907年10月1日に国有化された。1909年10月12日に城東線の駅となり、1961年4月25日に大阪環状線の駅となった。

桃谷

駅構内は高架ホーム2面2線で、大阪環状線最大編成両数の20m級8両編成の停車が可能となっている。

桃谷

ホームから改札がある地上へはエレベーターも設置されている。

桃谷

改札は2ヶ所ある。北改札は有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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南改札がメインの改札で、駅高架下に開業したビエラ桃谷に直結している。有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

桃谷

南改札側にはみどりの窓口も設置されている。

桃谷

出口は3ヶ所で、北口は駅北側に出ることができる。

桃谷

南口は駅西側と南側に出られる。西側にはタクシー乗り場がある。

桃谷

駅前には大阪シティバス、近鉄バスのバス停がある。

桃谷

ビエラ桃谷を抜けると南側に出られる。東側には商店街がある。

桃谷 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 17,696 11,465 6,231 64.8%
2006年度 18,109 11,385 6,724 62.9%
対06年度比 97.7% 100.7% 92.7%  

桃谷駅の2016年度1日あたりの乗車人員は17,696人で、うち定期利用者は11,465人となっている。定期比率は64.8%で、6割強が定期利用者となっており、定期利用者は多い方と言える。大阪環状線の中では、桜ノ宮、寺田町、玉造などと同じぐらいの乗車人員となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で2.3%減、定期利用者は0.7%増、定期外利用者は7.3%減となっている。

  

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