【昔ながらの街のたたずまいが残る】
伊賀鉄道伊賀線西大手駅は三重県伊賀市にある。伊賀鉄道のメインの駅である上野市から1駅伊賀上野寄りにあり、運転本数が少ない区間にある。伊賀市内の市街地にあるため、駅周辺は商店や住宅が建ち並んでいる。電車は毎時1~2本の運転で、データイムは概ね毎時1本、朝夕は毎時2本の運転となっている。西大手駅は1916年8月8日に伊賀軌道上野駅連絡所(現在の伊賀上野)~上野町(現在の上野市)間開通とともに開業した。1917年12月20日に社名変更により伊賀鉄道の駅となった。1926年12月19日に社名変更により伊賀電気鉄道の駅となった。1929年3月31日に会社合併により大阪電気軌道伊賀線の駅となった。1931年9月26日に路線譲渡により参宮急行電鉄の駅となった。1941年3月15日に関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。2000年3月15日に無人化された。2007年10月1日に経営分離により伊賀鉄道の駅となった。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両2両分ある。
改札は無人化されており、車内精算を行うため、自動改札機や自動券売機の設置はない。
かつて有人改札だった名残として改札口のラッチが残っている。
出口は1ヵ所で、駅北側に出られる。出口は伊賀上野方にある。
駅周辺は狭い路地になっており、商店や住宅が広がっている。駅北側には上野城の西側になっており、近くにはビジネスホテルなどがある。
西大手 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 105 | 87 | 19 | 82.2% |
2008年度 | 144 | 110 | 34 | 76.1% |
対08年度比 | 72.9% | 78.8% | 54.2% |
西大手駅の2018年度1日あたりの乗車人員は105人で、うち定期利用者は87人となっている。定期比率は82.2%で、8割強が定期利用者となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で27.1%減、定期利用者は21.2%減、定期外利用者は45.8%減となっており、定期外利用者を中心に利用の落ち込みが大きい。