【関西各駅探訪第644回】南海本線住吉大社駅

住吉大社

【正月三箇日には急行も臨時停車!すみよっさんへの最寄駅】

南海本線住吉大社駅は大阪市住吉区にある。大阪では初詣参拝者が一番多い住吉大社への最寄駅で、正月三が日には空港急行、区間急行が臨時停車する。通常時は普通のみが停車する。駅の東側に住吉大社があり、その前を阪堺電車が走っている。住吉大社駅から住吉大社への参道は非常に狭く、正月三箇日には非常に混み合う。昼間時は毎時4本15分毎の運転となっている。朝ラッシュ時上り難波方面へは7時台、8時台ともに毎時6本が運転されている。夕方ラッシュ時も下り和歌山市方面へ毎時6本が運転されている。住吉大社駅は1912年2月17日に住吉公園駅として開業した。1977年4月10日に外側線のみが高架化された。1979年5月9日に住吉大社に改称。1980年6月15日に高架化が完成した。

住吉大社

駅構内は南海本線の複々線上にあり、高架ホーム2面4線となっている。

住吉大社

南海本線の複々線は東側から下り緩行線、下り急行線、上り急行線、上り緩行線となっており、急行線ホームは通常時は柵が設けられ乗り降りできない。

住吉大社

正月三ヶ日の空港急行、区間急行の臨時停車時には、柵が外され、急行線でも乗降できるようになる。

住吉大社

改札は地上2階部にある。ホームから改札へはエスカレーター、エレベーターが設置されている。

住吉大社

改札は1ヶ所だが、正月三ヶ日のみ開く臨時改札がある。常設の改札は有人で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

住吉大社

臨時改札は正月三ヶ日の住吉大社への初詣客専用で、自動改札機も設置されている。

住吉大社

正月三ヶ日の人出は多く、駅係員が切符の販売も行う。

住吉大社

出口は2ヶ所で、東口と西口がある。住吉大社への参道は東口になり、短い商店街になっている。阪堺線が通る道路を渡ると住吉大社の鳥居がある。

住吉大社

西口は住吉公園が広がっている。

住吉大社

高架下には南海ショップなどの店舗が並んでいる。

住吉大社

かつては高架下東側に阪堺上町線の住吉公園があったが、2016年1月31日に廃止された。

住吉大社駅の2016年度1日あたりの乗車人員は4,274人で、うち定期利用者が1,948人となっている。定期比率は45.6%と半分を割る数値となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で7.0%減、定期利用者は12.4%減、定期外利用者は2.0%減となっている。

  

鉄道コム

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