【岸和田城に近いレトロな洋風駅舎を持つ駅】
南海本線蛸地蔵駅は大阪府岸和田市にある。岸和田から1駅和歌山市寄りにある駅で、普通のみが停車する。一揆の襲撃に遭った岸和田城を大法師と数千の蛸が救ったという言い伝えがあり、駅のステンドグラスには蛸地蔵物語が描かれている。蛸地蔵駅には昼間時毎時4本15分毎の普通が運転されている。平日朝ラッシュ時上りには7時台に準急1本、普通6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時は普通のみが停車し、18時台に5本、19時台に7本が運転されている。蛸地蔵駅は1914年4月1日に岸和田~貝塚間に新設された。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。
上下ホーム間を結ぶ連絡設備はなく、個別に改札が設けられている。ホームから改札へはスロープが設置されバリアフリーに対応している。
改札は2ヶ所あり、どちらにもICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。上り側の改札が有人改札になっている。
上りホーム側改札にもICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。上りホームにはトイレも設置されている。
上り側の駅舎は洋風の瀟洒な駅舎になっており、蛸地蔵物語のステンドグラスが設置されている。
駅周辺の道路は狭く、バスなどの乗り入れはない。駅周辺には駐輪場が整備されている。
下り側の駅舎は古びた地上駅舎となっており、独特の駅名表が掲げられている。
蛸地蔵 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 2,418 | 1,738 | 680 | 71.9% |
2006年度 | 2,150 | 1,395 | 755 | 64.9% |
対06年度比 | 112.5% | 124.6% | 90.1% |
蛸地蔵駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,418人で、うち定期利用者は1,738人となっている。定期比率は71.9%で、7割以上が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で12.5%増、定期利用者は24.6%増、定期外利用者は9.9%減となっており、定期利用者は増えているが、定期外利用者は減少傾向にある。