【粟津とは名ばかりで粟津地区への京阪石山の方が近い】
京阪石山坂本線粟津駅は滋賀県大津市にある。京阪石山の一つ手前にある駅で、無人化されている。1913年5月1日に大津電車軌道の別保駅として開業した。1914年1月17日に粟津駅に改称された。琵琶湖汽船を経て1929年4月11日に京阪石山坂本線の駅となった。
ホーム2面2線で、ホーム有効長は2両分ある。
ホームから改札へはスロープが設けられ、バリアフリーに対応している。
駅舎は坂本比叡山口方面行きホームにあり、石山寺方面行きホームからは構内踏切で連絡している。
改札は無人化されており、ICカード対応の簡易型の自動改札機と自動券売機が設置されている。
出口は1ヶ所で、駅前には道路が走っているが、道は狭く、バスの乗り入れはなく、タクシーの常駐などもない。
粟津駅の2016年度1日あたりの乗車人員は732人で、うち定期利用者は434人、定期比率は59.3%となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で9.6%減、定期利用者は6.0%増、定期外利用者は25.5%減と定期外利用者の落ち込みが大きい。