【関西各駅探訪第594回】近鉄天理線二階堂駅

二階堂

【大和郡山市と天理市の境にある駅】

近鉄天理線二階堂駅は奈良県天理市にある。天理線中間駅2駅のうちの一つで、天理教催事に運転される臨時特急や貸切列車以外は全ての電車が停車する。二階堂駅は1915年2月7日に天理軽便鉄道の駅として開業した。1921年1月1日には大阪電気軌道天理線の駅となり、1922年4月1日に電化と標準軌への改軌が行われた。1941年3月15日に関西急行鉄道、1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1988年2月11日に当駅から天理までの複線化が完成、同年6月27日には平端から当駅までの複線化が完成した。

二階堂

駅構内はホーム1面2線で、急行停車に対応して21m級6両編成の停車が可能である。スロープがあり、バリアフリーに対応している。

二階堂

ホームから改札へは構内踏切を通ることになる。改札は南北両側にあり、北口は下り線、南口は上り線の構内踏切を渡る。

二階堂

北口は無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

二階堂

南口は有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。北口、南口ともに駅前は狭く、バスやタクシーは乗り入れていない。自家用車の乗り入れは可能だが、駐停車できるスペースは少ない。

二階堂駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,825人で、うち定期利用者は1,340人となっている。定期比率は73.4%で、7割以上が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で6.7%減、定期利用者は10.3%減、定期外利用者は5.0%増となっている。定期利用者の減少が大きい。

  

鉄道コム

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