【関西各駅探訪第320回】~南海本線・南海和歌山港線・JR紀勢線和歌山市駅~

【徳川御三家のひとつ紀州徳川家の居城和歌山城は駅から徒歩10分】

和歌山市

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南海本線、南海和歌山港線、JR紀勢本線和歌山市駅は和歌山県和歌山市にある。南海本線の和歌山市駅は1903年3月21日に開業した。JR紀勢本線和歌山市駅も南海本線と同日に紀和鉄道の駅として開業した。1956年5月6日に和歌山港線が開業して、現在乗り入れする各線の形態となった。和歌山市の中心部にあり、和歌山市役所や和歌山城にも近く、和歌山のビジネス、観光の中心となっている。JR和歌山駅は東へ約3kmほど離れており、和歌山市の中心部の東側に位置している。

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JR紀勢本線和歌山市駅はホーム1面1線で、行き止まり式ホームとなっている。かつては1番線があったが、現在は欠番になっており、紀勢線電車は2番線から発着している。

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ICカード対応の自動改札機が2017年7月15日に設置され、ICカードが利用できるようになった。

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南海和歌山市駅はホーム3面5線で、3番線から7番線までを使用している。3番線はJR紀勢線ホームの2番線に面している。3番線からは加太線電車が発着している。

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4番線・5番線は南海本線折り返しと和歌山港線直通が発着する。6番線は南海本線折り返し電車が発着する。6番線の西側には和歌山港線が発着する7番線があり、縦列に停車する。

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7番線の和歌山港線ホームには以前は中間改札があったが、現在は撤去されている。

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6・7番線の北側には和歌山検車場が広がっており、南海の車両が留置されている。

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現在駅ビルを改築中で、仮設の駅舎が地上にできて、3番線側に自動改札機が設けられている。南海の改札はこの1ヵ所のみで、以前は駅ビルの2階に改札があった。

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駅ビル2階にあった時代の和歌山市駅改札。橋上駅舎風になっており、駅構内には南海そばなどもあった。

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出口も1ヵ所のみで、南側にだけ出られる構造になっており、北側は検車場があるため駅から通り抜けることはできない。現在駅ビルは改築中のため、駅周辺は工事中となっており、殺風景な工事現場の様相となっている。

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駅前にはロータリーがあり、バスやタクシーが発着している。

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駅ビル改築前の和歌山市駅駅舎。レンガ造り風の独特の建屋も改築によって大きく様変わりすることだろう。

  

鉄道コム

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