【関西各駅探訪第860回】叡山電鉄本線修学院駅

修学院

【車庫も併設する叡電の核となる駅は乗車人員も叡電ナンバー2】

叡山電鉄本線修学院駅は京都市左京区にある。車庫を併設する叡山電鉄の拠点で、乗務員の交代なども当駅にて行われている。電車はデータイムに本線普通が毎時6本10分毎、鞍馬線普通が毎時3本10分毎に運転されている。土休日ダイヤでは鞍馬線が毎時4本に増発され、本線普通も毎時4本の運転となる。平日朝ラッシュ時上り出町柳方面行きは、7時台に12本、8時台に13本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台に10本、19時台に8本が運転されている。

修学院

修学院駅は1925年9月27日に京都電燈が経営する叡山電鉄平坦線の駅として開業した。1942年3月2日に京都電燈の鉄軌道部門が京福電気鉄道が継承し、京福電気鉄道叡山本線の駅となった。1970年北山通開通により南に100メートルほど移転した。1986年4月1日に京福電気鉄道が叡山電鉄に譲渡され、叡山電鉄本線の駅となった。

修学院

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は16m級車両3両分ある。

修学院

出町柳方には渡り線があり、東側に修学院車庫がある。

修学院

改札は3ヶ所あり、上下ホームそれぞれに改札があり、ICカードリーダーが設置されている。

修学院

下りホームには駅に隣接するスーパーフレスコの売り場に直結する出口がある。

修学院

駅北側では北山通が交差しており、踏切があるため、駅周辺は交通が停滞することが多く、駅の北側に出るには周辺の交通状況を十分に確認する必要がある。修学院離宮は駅から東へ徒歩20分ほどの距離にある。駅から西へ1.3㎞程の距離に地下鉄烏丸線松ヶ崎駅がある。

修学院 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 1,858 830 1,027 44.7%
2007年度 1,745 622 1,123 35.6%
対07年度比 106.4% 133.5% 91.5%  

修学院駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,858人で、うち定期利用者は830人となっている。定期比率は44.7%で、定期利用者が5割を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で6.4%増、定期利用者は33.5%増、定期外利用者は8.5%減となっている。

  

鉄道コム

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