関西各駅探訪第94回~JRおおさか東線高井田中央駅~

【大和路線高井田と区別するために付けられた中央は中央大通りから命名】

高井田中央

高井田中央

JRおおさか東線高井田中央駅は、大阪府東大阪市にある。大阪市地下鉄中央線高井田駅との連絡駅で、本来であれば高井田と名乗るべきところだが、関西では既にJR大和路線に高井田駅があり、同駅との混同も考えられるため、高井田中央という駅名となった。隣の河内永和も、JR東海エリアではあるが、関西本線の永和駅との混同が考えられるが、こちらは近鉄と同様に河内を冠して河内永和となった。

高井田中央

高井田中央

高井田中央駅は、ホーム1面2線の高架駅で、8連に対応したホームになっているが、直通快速は通過するので6連以上の電車は停車しない。

高井田中央

高井田中央

改札は1ヶ所のみで、出口も1ヶ所となっている。駅近くに地下鉄中央線高井田駅の出入口がある。

高井田中央

高井田中央

駅前にはロータリーがあるが、バスの乗り入れはなく、タクシーの乗降などに使用されている。

高井田中央駅の2014年度の1日あたりの乗車人員は、4,623人で、うち定期利用者は3,162人となっている。定期比率は68.4%となっており、定期比率は高い。おおさか東線が開業した2008年度の1日あたりの利用者は、2,815人だったので、利用者は1.5倍強増えている。定期利用者は2倍近く増加しており、定期利用者を中心に着実に利用者を増やしている。

NS618

NS618

データイムは普通が毎時4本停車する。以前は久宝寺での折り返しの都合などにより等間隔になっていなかったが、大和路線も15分サイクルとなってから、おおさか東線も15分毎の等間隔での運転となった。平日朝ラッシュ時は、逆に本数が減っており、久宝寺方面へは、7時台、8時台ともに毎時3本の運転で、放出方面は毎時4本の運転となっている。いずれも等間隔にはなっておらず、久宝寺での大和路線とのホーム共用が仇になり、増発や等間隔化ができない状況である。平日夕方ラッシュ時は、17時台、18時台、19時台ともに毎時4本の運転で、放出行きはほぼ等間隔になっており、久宝寺行きも一部を除いてほぼ等間隔になっている。最終電車は、久宝寺行きが高井田中央発23時45分、放出行きが23時28分となっている。郊外路線のためか終電は早くなっている。

  

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