近鉄1010系

1111F

会社名 近畿日本鉄道
形式 1010系
使用線区 近鉄名古屋線、山田線、鳥羽線、湯の山線、鈴鹿線
製造メーカー 近畿車輌
制御方式 界磁位相制御 1C8M
主電動機 定格132kW
ブレーキ 電磁直通ブレーキ(抑速発電制動付)
台車 KD-74、KD-51H、KD-64A
最高速度 110km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 4km/h/s
製造初年 1972年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 ATS
座席定員 58人(170人)先頭車
64人(190人)中間車
扉枚数・座席形状 4扉ロングシート
車体 21m級鋼製
所属 明星検車区
編成 3両
既存両数 12両(2019年3月現在)

近鉄1010系は1972年に登場した車両で、当初は近鉄京都線に920系として投入された。600系の一部機器を流用したため、主電動機定格出力140kWの吊り掛け式駆動となっていた。電動車には空気バネ台車を新製したが、制御車には廃車発生品を再利用した。1982年からは冷房化改造とともに吊り掛け駆動からカルダン駆動への改造が行われた。抵抗制御から界磁位相制御に変更され、回生ブレーキが使用できるようになった。主電動機は10100系から廃用となった出力132kWのものに交換された。前面には方向幕も設置された。

1987年から1989年にかけて方向転換、連結器高さの変更などが行われ、京都線系統から名古屋線系統に転属した。その際920系から1010系に改番された。1992年から1993年に車体更新が行われ、2006年から2007年にかけて2回目のB更新改造とワンマン化改造が行われた。車体外装交換、内装更新に加え、ワンマン運転対応工事、ク1110の空気バネ化、車体連結部の転落防止幌設置が行われた。

1010系編成 界磁位相制御 3両編成 12両
    ←近鉄名古屋   伊勢中川→
電算記号 ワンマン ク1110Tc モ1060Mp モ1010Mc
T11   1111 1061 1011
T13 ワンマン 1113 1063 1013
T15 ワンマン 1115 1065 1015
T16 ワンマン 1116 1066 1016

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました