【関西各駅探訪第793回】近鉄名古屋線千代崎駅

千代崎

【センター試験当日には急行も臨時停車する】

近鉄名古屋線千代崎駅は三重県鈴鹿市にある。伊勢若松と白子の間にある普通のみが停車する小さな駅である。近くに鈴鹿医療科学大学があり、センター入試などがある時には急行が臨時停車する。鈴鹿市中心部からは離れており、駅周辺はのんびりした雰囲気になっている。東側には伊勢湾があり、千代崎海水浴場がある。電車は昼間時には普通が毎時3本の運転、平日朝ラッシュ時上りは6時台に6本、7時台に5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは17時台から20時台まで毎時4本の運転となっている。千代崎駅は1916年1月12日に伊勢鉄道の駅として開業した。1926年9月11日には伊勢電気鉄道に改称、1936年9月15日には参宮急行電鉄の駅となった。1941年3月15日には関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に戦時統合により、近畿日本鉄道の駅となった。

千代崎

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

千代崎

駅舎は上りホーム側にあり、下りホームとは構内踏切で結ばれている。

千代崎

改札は1ヶ所で、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

千代崎

出口も1ヶ所で、上りホーム西側の伊勢中川寄りにある。

千代崎

駅前には小さなパーキングがあり、パークアンドライドに対応している。

千代崎 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 1,338 995 342 74.4%
2006年度 1,182 879 303 74.4%
対06年度比 113.1% 113.2% 113.0%  

千代崎駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,338人で、うち定期利用者は995人となっている。定期比率は74.4%で、7割以上が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で13.1%増、定期利用者は13.2%増、定期外利用者は13.0%増となっている。

  

鉄道コム

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