【関西各駅探訪第780回】近鉄鳥羽線五十鈴川駅

五十鈴川

【特急も停車する伊勢神宮内宮への最寄駅】

近鉄鳥羽線五十鈴川駅は三重県伊勢市にある。宇治山田の1駅鳥羽側にあり、一部特急と快速急行、急行が停車する。伊勢神宮内宮の最寄になっているため、内宮前の副駅名が付けられている。電車は昼間時に特急が毎時3本(名古屋行き2本、大阪難波行き1本)停車、急行が毎時2本、普通が毎時2本運転されている。急行は名古屋、大阪上本町に各1本が運転されている。平日朝ラッシュ時は7時台に特急4本、急行3本、普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時には18時台に特急5本、急行1本、普通3本が運転されている。

五十鈴川

五十鈴川駅は1969年12月15日の鳥羽線宇治山田から当駅までの開通と同時に開業した。1970年3月1日には鳥羽線が当駅から鳥羽まで延伸され中間駅となった。1971年12月25日に宇治山田から当駅までが複線化された。1975年4月11日には当駅から朝熊までの間が複線化された。2007年4月1日からはPITAPAなどのICカードが利用できるようになった。

五十鈴川

駅構内はホーム2面4線で、ホーム有効長は21m級車両10両分ある。

五十鈴川

宇治山田方には下り線から上り線への渡り線が設置されている。

五十鈴川

当駅折り返しの急行などは、下り1・2番線を使用する。

五十鈴川

駅は盛り土高架になっており、改札は地上にある。ホームから改札へは階段のみのアクセスで、エレベータ、エスカレータの設置はない。伊勢神宮内宮への最寄駅のため構内にもコインロッカーが設置されている。

五十鈴川

改札は1ヵ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。特急券販売窓口も設置されている。

五十鈴川

出口は1ヶ所で、北側にのみ出られる。バスやタクシーが発着しており、内宮方面へのバスは便数も多い。

五十鈴川

駅前にはカフェがあるだけだが、駅から徒歩10分圏内にイオン伊勢店があり、周辺には飲食店もある。

五十鈴川 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 1,547 620 927 40.1%
2006年度 1,229 587 641 47.8%
対06年度比 125.9% 105.6% 144.5%  

五十鈴川駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,547人で、うち定期利用者は620人となっている。定期比率は40.1%で、定期利用者はあまり多くない。10年前の2006年度と比較すると全体で25.9%増、定期利用者は5.6%増、定期外利用者は44.5%増となっており、定期外利用者の伸びが大きい。

  

鉄道コム

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