JR紀勢本線紀伊勝浦~新宮間ガイド

283系くろしお

283系くろしお

【JR紀勢本線紀伊勝浦〜新宮間ガイド】

紀伊勝浦を出るとしばらく那智勝浦町の町中を走り、右手に那智湾を望みながら1面1線の紀伊天満となる。那智湾を回りこむように走り2面2線の那智となる。那智大社に因んで駅舎は寺社風の造りになっている。駅から那智川に沿ってクルマで20分ほど走れば有名な那智の大滝を見ることができる。赤色海岸、狗子の浦などを見ながら走り、宇久井港が見えると2面2線の宇久井となる。この辺りは熊野交通の路線バスが並行して走っており、電車よりも運行頻度が高い。宇久井を出ると北向きに走り新宮市に入る。1面2線の紀伊佐野を出ると右手に新宮港を見て、さらに三輪崎港が見えると2面2線の三輪崎となる。三輪崎を出て王子ヶ浜沿いを走り、左にカーブして新宮の市街地に入って電留線が広がり終点の新宮となる。ホーム2面3線で、JR西日本、JR東海の境界駅のため、留置線が多く、駅構内は広い。新宮は紀伊半島南部の中心都市で和歌山県最東端の都市でもある。新大阪、京都方面からの特急くろしおの終着駅になっており、紀勢本線はこれより先JR東海の管内を走り、非電化となって亀山へ向かう。

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