JR紀勢本線串本~紀伊勝浦間ガイド

289系J1くろしお

289系J1くろしお

【JR紀勢本線串本~紀伊勝浦間ガイド】

串本を出ると右手に大島を望みながら走り、古座町に入って1面1線の紀伊姫となる。そのままずっと海岸沿いを走って行く。このあたりは本州最南端の串本を過ぎたので、紀伊半島東部を北上していくようになる。古座川の河口部に1面2線の古座がある。保線用の線路もあり構内は広い。同駅には特急くろしおの一部が停車し、駅近くには古座町役場があり、古座川河口部には漁船がたくさん停泊している。古座川を渡って少し内陸に入ってから再び海岸沿いに出て、右手に熊野灘を見ながら走る。森戸崎という半島が見えると左にカーブして内陸に入り2面2線の紀伊田原となる。しばらく内陸部を北上して行き、那智勝浦町に入り、玉ノ浦の内海が見えると2面2線の紀伊浦神となる。このあたりは穏やかな内海となっており、良質な海水浴場がたくさんあり夏場には賑わう。太田川を渡って2面2線の下里を過ぎると一旦那智勝浦町から太地町に入り、捕鯨で有名な太地となる。築堤上に駅があり、ホーム1面1線で、特急くろしおの一部が停車するため、ホーム有効長は6両分ある。ホームから地上へはエレベーターも設置されている。捕鯨の町太地町の中心駅だが、町の中心部から離れている。太地を出ると海岸沿いに出て再び那智勝浦町に入る。1面2線の湯川を過ぎると夏山温泉などがある太地町の飛び地を通り過ぎ、もう一度那智勝浦町に入る。同町の中心部が見えてくると2面3線の紀伊勝浦である。同駅には全ての特急が停車し、特急ワイドビュー南紀は同駅始発で新宮から紀勢東線を走り、名古屋まで運転されている。特急ワイドビュー南紀は行き止まり式になっている1番線から発着する。

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