会社名 | JR西日本 |
---|---|
形式 | 205系1000番台 |
使用線区 | 奈良線 |
製造メーカー | 近畿車輛 |
制御方式 | 界磁添加励磁制御定格120kW |
ブレーキ | 電気指令式ブレーキ・回生ブレーキ |
台車 | 軽量ボルスタレス台車 |
最高速度 | 110km/h |
加速度 | 2.5km/h/s |
減速度(通常) | 3.5km/h/s |
減速度(非常) | 4km/h/s |
製造初年 | 1988年 |
電気方式 | 直流1500V |
軌間 | 1067mm |
保安装置 | ATS-SW,ATS-P |
座席定員 | 4扉ロングシート |
所属 | 吹田総合車両所奈良支所 |
編成 | 4両 |
既存両数 | 20両(2019年4月現在) |
JR西日本205系1000番台はJR発足後1988年に阪和線に投入された。基本的には京阪神緩行線にも投入されていた0番台を踏襲するものだが、フロントガラスの配置を変更し、阪和線快速での110km/h運転に対応するため、主電動機がパワーアップされた。0番台と同じく、界磁添加励磁制御で、直流直巻電動機は0番台のMT61からWMT61Aに変更され、回転数を上げて高速運転に対応した。回生ブレーキを採用し、高速運転を行うため、0番台よりもブレーキ力は強化されている。基本スペックの違いから0番台と併結することはできない。阪和線に再転属された0番台とともに更新工事が実施され、種別行き先幕のLED化、車内設備の更新が行われた。
阪和線には1988年3月13日ダイヤ改正で投入され、改正前の同年2月22日から営業運転についた。4両編成5本が投入されたが、この5本のみで製造は打ち切られ、阪和線の通勤型は同車以来新車が入っていない。2014年10月現在、4両編成5本全車が日根野電車区所属で、103系4両編成とともに阪和線普通に運用されている。なお、225系5000番台増備により、定期快速運用からは撤退している。
吹田総合車両所日根野支所所属時代 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
H編成 | ←天王寺 | 和歌山→ | 製造年 | メーカ | ||
クハ205 | モハ205 | モハ204 | クハ204 | |||
Tc | Mp | M | Tc | |||
H401 | 1001 | 1001 | 1001 | 1001 | 1988年 | 近畿車輌 |
H402 | 1002 | 1002 | 1002 | 1002 | 1988年 | 近畿車輌 |
H403 | 1003 | 1003 | 1003 | 1003 | 1988年 | 近畿車輌 |
H404 | 1004 | 1004 | 1004 | 1004 | 1988年 | 近畿車輌 |
H405 | 1005 | 1005 | 1005 | 1005 | 1988年 | 近畿車輌 |
全車体質改善工事施工済み |
2018年から奈良支所に転属し、JR奈良線の普通で運用されている。編成は4両編成のままで、0番台からの連番でNE405からNE409編成が割り当てられている。
吹田総合車両所奈良支所 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
NE編成 | ←京都 | 奈良→ | 製造年 | メーカ | ||
クハ205 | モハ205 | モハ204 | クハ204 | |||
Tc | Mp | M | Tc | |||
NE405 | 1001 | 1001 | 1001 | 1001 | 1988年 | 近畿車輌 |
NE406 | 1002 | 1002 | 1002 | 1002 | 1988年 | 近畿車輌 |
NE407 | 1003 | 1003 | 1003 | 1003 | 1988年 | 近畿車輌 |
NE408 | 1004 | 1004 | 1004 | 1004 | 1988年 | 近畿車輌 |
NE409 | 1005 | 1005 | 1005 | 1005 | 1988年 | 近畿車輌 |
全車体質改善工事施工済み |