【関西各駅探訪第925回】JR学研都市線河内磐船駅

河内磐船

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【京阪と切磋琢磨する北河内の快速停車駅】

JR学研都市線河内磐船駅は大阪府交野市にある。快速停車駅で、京阪交野線河内森駅と連絡している。京阪との乗り換え客は多く、京阪からJRへ流れる旅客が多いことから京阪交野線では本線直通の優等列車を設定するなど連絡駅であるとともに競合駅の一つとも言える形になっている。電車はデータイムは区間快速各4本の運転で、11時台から14時台の間は勲快速のみの運転となっている。平日朝ラッシュ時下り京橋方面行きは7時台に快速3本、普通7本が運転。平日夕方ラッシュ時上り木津方面へは19時台に快速4本、普通4本が運転されている。河内磐船駅は1935年12月2日に津田~星田間に新設された後発の駅である。開業当初は単線で1面1線の駅だったが、1979年10月1日に複線化され2面2線となった。JR発足後の1988年9月1日から快速停車駅となった。

河内磐船

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分となっている。

河内磐船

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駅舎は下り京橋方面行きホームにあり、上下ホーム間には地下道が設置されている。地下道にはエレベータも設置されておりバリアフリーに対応している。

河内磐船

改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。みどりの窓口も設置されており、新幹線などの切符も購入できる。

河内磐船

出口は1ヵ所で、南側に出られる。

河内磐船

駅前にはロータリーがあるが、南口ロータリーには路線バスの発着はない。

河内磐船

北側には出口はないが、ロータリーがあり、京阪バスの路線バスが乗り入れている。

河内磐船

京阪河内森駅は南口から徒歩5分ほどの距離にある。

河内磐船 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 11,171 8,750 2,421 78.3%
2007年度 11,409 8,659 2,750 75.9%
対07年度比 97.9% 101.1% 88.0%  

河内磐船駅の2017年度1日あたりの乗車人員は11,171人で、うち定期利用者は8,750人となっている。定期比率は78.3%で、定期利用者が8割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で2.1%減、定期利用者は1.1%増、定期外利用者は12.0%減となっている。定期利用者は堅調だが、定期外利用者が減少傾向にある。

  

鉄道コム

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