【関西各駅探訪第779回】北条鉄道播磨下里駅

播磨下里

【ボランティア駅長の住職が下里庵を開設した】

北条鉄道播磨下里駅は兵庫県加西市にある。北条鉄道各駅では、ボランティア駅長を公募しているが、当駅はお寺の住職が勤めている。駅と寺院を合体させた下里庵を特定の日に開いている。列車は終日毎時1本の運転となっている。

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播磨下里駅は1917年8月14日に播州鉄道の播鉄王子駅として開業した。1923年12月21日に播丹鉄道の駅となった。1943年6月1日に国有化され、播磨下里駅に改称された。1985年4月1日に国鉄北条線から第三セクター北条鉄道に移管された。2006年6月からボランティア駅長により、下里庵を開設した。2012年8月10日に多目的トイレ、駅前駐車場などが整備された。

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駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両2両分ある。かつて使用されていた貨物用のホームの跡が残っている。

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駅は無人化されており、駅舎内は普段は改札などはなく、車内精算を行う。

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登録有形文化財となっている播磨下里駅の木造駅舎。

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駅構内にはボランティアと寄付により整備されたトイレが設置されている。

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駅構内にはボランティアなどにより整備された石庭がある。

  

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