【関西各駅探訪第924回】能勢電鉄妙見線光風台駅

光風台

【駅の周辺はちょっとした渓谷】

能勢電鉄妙見線光風台駅は大阪府豊能郡豊能町にある。光風台、新光風台団地の開発とともに設置された駅で、妙見線では後発の駅となっている。妙見急行がなくなったため普通のみが運転されている。データイムは普通が毎時6本、10分毎に運転されているが、20分に1本は山下折り返しの区間電車で、山下で日生中央始発の川西能勢口行きに連絡している。平日朝ラッシュ時上り川西能勢口方面7時台に6本が運転されており、4本が川西能勢口、2本が山下折り返しとなっている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には普通が6本運転されている。光風台駅は1978年10月16日に開業した。

光風台

駅構内は対向式ホーム2面2線で、妙見口方にはトンネルがある。ホーム有効長は18m級車両4両分ある。

光風台

駅北側には初台川が流れており、駅自身は山間部の小駅の様相となっている。

光風台

ホームから改札がある橋上駅舎へはエレベータが設置されておりバリアフリーに対応している。

光風台

改札は1ヵ所で橋上駅舎にある。無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動券売機、自動精算機が設置されている。

光風台

出口は1ヵ所で南側にのみ出られる。駅前にはロータリーがあり、橋上駅舎だが、地上レベルはほぼ同一レベルになっている。

光風台

ロータリーには阪急バスの路線バスが乗り入れている。

光風台

住宅地は駅の南側の高台にある。駅周辺からは住宅地はほとんど見えないため、山間にある小駅にしか見えないが、高台には住宅地が広がっており、スーパーなどもあり、街を形成している。

光風台

駅名の光と風をイメージした絵が描かれている駅名板。

光風台 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 1,749 983 766 56.2%
2007年度 2,569 1,635 934 63.6%
対07年度比 68.1% 60.1% 82.0%  

光風台駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,749人で、うち定期利用者は983人となっている。定期比率は56.2%で、定期利用者は6割を割っている。10年前の2007年度と比較すると全体で31.9%減、定期利用者は39.9%減、定期外利用者は18.0%減となっており、大幅に減少している。少子高齢化やモータリゼーションの影響を諸に受けた形になっている。とりわけ1980年代から90年代にかけて開発されたニュータウンの高齢化については、各駅とも深刻になっている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました