【日生エクスプレスも停車する新興住宅地の駅】
能勢電鉄妙見線畦野駅は兵庫県川西市にある。特急日生エクスプレス停車駅で、朝夕には梅田からの直通電車を利用できる。丘陵地の中に駅があり、川西能勢口側はトンネルになっている。山下側は下り勾配になっている。電車は昼間時普通のみの運転で毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上りは、7時台に特急4本、普通7本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは19時台に特急3本、普通6本が運転されている。畦野駅は1923年11月3日に開業した。1974年5月19日に現在地に移転した。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は特急日生エクスプレス停車に対応して18m級車両8両分ある。
普通は全て4両編成以下で運転されるため、昼間時などは4両分しかホームは使用されない。川西能勢口方にはトンネルの坑口がある。ホームから改札階へはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は1ヵ所で、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
出口は2ヶ所あり、東西に出られる。東側は丘陵地にある。
駅前には小さなロータリーが設置されている。
西側は丘陵地の下に道路が走っており、周辺の起伏は激しい。
畦野 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 3,812 | 2,106 | 1,706 | 55.2% |
2006年度 | 4,494 | 2,535 | 1,959 | 56.4% |
対06年度比 | 84.8% | 83.1% | 87.1% |
畦野駅の2016年度1日あたりの乗車人員は3,812人で、うち定期利用者は2,106人となっている。定期比率は55.2%で、定期利用者は半分強といったところで、それほど比率が高いわけではない。能勢電鉄の中では川西能勢口、日生中央に次いで利用者が多い。10年前の2006年度と比較すると全体で15.2%減、定期利用者は16.9%減、定期外利用者は12.9%減となっており、減少傾向にある。