【関西各駅探訪第233回~近鉄京都線三山木駅~】

【近鉄JRの双方が高架化し駅周辺が一変した】

三山木

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近鉄京都線三山木駅は、京都府京田辺市にある。JR学研都市線JR三山木駅と連絡している。普通のみが停車する駅で、近鉄宮津発着の急行のみ当駅にも停車する。

三山木駅は1928年(昭和3年)11月3日に奈良電気鉄道桃山御陵前〜西大寺(現在の大和西大寺)間開通とともに開業した。1963年(昭和38年)10月1日に会社合併により近畿日本鉄道京都線の駅となった。1995年(平成7年)3月16日にホーム有効長が6両分に延長された。2004年(平成16年)7月10日に京都方面ホームが高架化された。2005年(平成17年)8月6日に大和西大寺方面ホームが高架化開業し、高架化された。2007年(平成19年)4月1日にICカードPiTaPaの使用が可能になった。

三山木

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三山木駅はホーム2面2線で、ホーム有効長は6両分あるが、ほとんどの列車は4両編成の普通である。近鉄宮津行きの急行のみ当駅に停車する。

三山木

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改札は1ヵ所のみで、地上階に改札があり、2階にホームがある。西口がメインで、駅前にはロータリーがあり、その向こうにはJR三山木駅がある。

三山木

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東口にはロータリーはなく、駅周辺にマンションや住宅が建ち並び、駐車場などがある。東側は駅周辺には住宅地があるが、少し離れると田畑が広がっており、長閑な景色が展開される。

三山木

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西口のロータリーは、JR三山木駅と共用している。奈良交通のバス路線が乗り入れており、同志社大や京田辺市を循環する路線がある。


近鉄京都線三山木駅の2015年度1日あたりの乗車人員は2,934人で、うち定期利用者は1,830人となっている。定期比率は62.4%で、この10年でかなり定期比率が落ちている。10年前の2005年度と比べると17%乗車人員は増加している。定期利用者は横ばいで、定期外利用者が63.2%増加しており、定期外利用者の増加がそのまま全体の増加分となっている。

  

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