【関西各駅探訪第1204回】JR宝塚線中山寺駅

中山寺

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【中山寺へは阪急中山観音の方が近い】

JR宝塚線中山寺駅は兵庫県宝塚市にある。快速停車駅で、2020年3月14日ダイヤ改正でデータイムの快速が川西池田以遠各駅に停まる区間快速になり、快速は朝夕の時間帯の運転となっている。安産祈願の寺である中山寺こと中山観音へは阪急宝塚線の中山観音の方が近い。電車はデータイムに区間快速が毎時4本15分毎の運転。平日朝ラッシュ時上り7時台には丹波路快速3本、快速4本、東西線直通快速3本、普通3本、東西線直通普通3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には丹波路快速1本、快速2本、東西線直通快速4本、普通4本が運転されている。

中山寺

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中山寺駅は1897年12月27日に阪鶴鉄道の池田(現在の川西池田)と宝塚の間に中山駅として開業した。1907年8月1日に国有化された。1909年10月12日に線名が制定され、阪鶴線の駅となった。1912年3月1日に線名が改定されて福知山線の駅となった。1915年9月11日に中山寺駅に改称された。1980年12月5日に北伊丹から当駅までの間が複線化された。同12月11日当駅から宝塚までの複線化が完成した。1981年4月1日に福知山線塚口~宝塚間電化完成により電車の運転が開始された。1982年に橋上駅舎化された。JR発足後2003年11月1日からICカードの利用が可能になった。同年12月1日ダイヤ改正で丹波路快速、快速が停車するようになった。2012年8月1日に駅北口のロータリーの整備が完成した。

中山寺

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両7両分ある。

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ホームから改札へはエレベータが設置されている。

中山寺

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ホームから橋上駅舎へは上下エスカレータも設置されている。

中山寺

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改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。みどりの窓口が設置されているが、みどりの券売機は設置されていない。

中山寺

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橋上駅舎にはゆうぱっくの宅配ロッカーが設置されている。

中山寺

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出口は2ヶ所あり南北に出られる。南口がメインでショッピングセンターなどがある。

中山寺

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南口からは路線バスも発着しており、タクシーも常駐している。

中山寺

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北口は2012年に整備された新しいロータリーがあり、路線バスも乗り入れている。

中山寺

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北口には中山寺にゆかりのある馬子太子像がある。

中山寺 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 9,474 6,710 2,764 70.8%
2008年度 7,961 5,566 2,396 69.9%
対08年度比 119.0% 120.6% 115.4%  

中山寺駅の2018年度1日あたりの乗車人員は9,474人で、うち定期利用者は6,710人となっている。定期比率は70.8%で、定期利用者は7割強となっており、定期利用者が多い。10年前の2008年度と比較すると全体で19.0%増、定期利用者は20.6%増、定期外利用者は15.4%増となっている。

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