【大和路線車両基地を併設するならやま】
JR大和路線平城山駅は奈良県奈良市にある。大和路快速、快速と普通が停車する駅で、奈良線のみやこ路快速や快速は通過する。データイムには大和路快速が毎時2本、奈良線普通が毎時2本運転されている。奈良線普通は奈良で大和路快速に連絡している。平日朝ラッシュ時下りJR難波方面行き7時台には快速1本、区間快速3本、奈良線普通が2本運転されている。平日夕方ラッシュ時上り加茂方面行き19時台には区間快速2本、奈良線区間快速1本、奈良線普通2本が運転されている。
平城山駅は1985年(昭和60年)12月1日に国鉄関西本線の木津〜奈良間に新設開業した。1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となった。1988年(昭和63年)3月13日ダイヤ改正で、路線愛称の制定により、大和路線の愛称を使用開始した。2003年(平成15年)11月1日からICOCAなどICカードの利用が可能となった。2016年(平成28年)7月12日にみどりの窓口の営業終了し、翌7月13日からみどりの券売機プラスが設置された。2018年(平成30年)3月17日に駅ナンバリングが導入された。
駅構内は地上ホーム2面2線でホーム有効長は20m級車両8両分ある。
上下ホームは段違いになっており、下りJR難波方面行きが少し高い位置にある。
駅舎は橋上駅舎で、ホームから駅舎へは階段のみの設置でエレベーターやエスカレーターはない。
改札1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の簡易式自動改札機、ICカードチャージャー、自動券売機が設置されている。
みどりの券売機プラスが設置されており、みどりの窓口は閉鎖されている。
出口は2ヶ所で東西に出られる。西口がメインで、ロータリーも設置されている。
かなり大きなロータリーたが、路線バスは奈良交通の1系統のみの発着で、規模の割に路線バスの発着は少なく、タクシーも常駐していない。
東口には吹田総合車両所奈良支所の車両基地があるため、線路を陸橋で越える。
陸橋越しに大和路線や奈良線の電車が休む姿を眺められる。
平城山 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 1,341 | 979 | 362 | 73.0% |
2007年度 | 1,554 | 1,109 | 445 | 71.4% |
対07年度比 | 86.3% | 88.3% | 81.3% |
平城山駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,341人で、うち定期利用者は979人となっている。定期比率は73.0%で、定期利用者が7割を超えている。10年前の2007年度と比較すると全体で13.7%減、定期利用者は11.7%減、定期外利用者は18.7%減となっており、10%以上減少している。