【ホーム1面4線のトリッキーな配線の高架駅】
近鉄京都線上鳥羽口駅は京都市伏見区にある。普通のみが停車する駅で、待避線が設置されており、待避線のみにホームがあるイレギュラーな構内配線になっている。電車はデータイムに普通が毎時4本運転されているが、等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上り7時台には普通が6本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通が4本運転されている。上鳥羽口駅は1940年4月5日に奈良電気鉄道十条~竹田間に新設開業した。1963年10月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1998年10月3日に竹田~東寺間の連続立体化事業により下り線が高架化された。1999年11月27日に上り線も高架化され、待避線が設置されてホーム1面4線の高架駅となった。2007年4月1日からICカードの利用が可能になった。
駅構内は高架ホーム1面4線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。
ホーム1面2線に上下線外側に通過線を持つイレギュラーな配置の高架駅になっており、駅構内ではカーブしており、いびつな形の駅構内になっている。
ホームから改札がある地上へはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で東西に出られる。駅の西側には川が流れており、緑地帯として整備されているが、駅周辺は狭い。
駐輪場が整備されているが、駅前に路線バスの乗り入れはなく、北側の久世橋通り沿いにバス停がある。
東口は第二京阪道や油小路通りが走っている。駅前にはパークアンドライドに対応した駐車場などもある。
上鳥羽口 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 4,058 | 2,797 | 1,260 | 68.9% |
2008年度 | 3,642 | 2,434 | 1,208 | 66.8% |
対08年度比 | 111.4% | 114.9% | 104.4% |
上鳥羽口駅の2018年度1日あたりの乗車人員は4,058人で、うち定期利用者は2,797人となっている。定期比率は68.9%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で11.4%増、定期利用者は14.9%増、定期外利用者は4.4%増となっている。