【男山ケーブルと連絡!競馬の前に石清水八幡宮に神頼み】
京阪本線石清水八幡宮駅は京都府八幡市にある。国宝になった石清水八幡宮への最寄駅で、急行も停車する。石清水八幡宮がある男山へは駅前から男山ケーブルが出ており、連絡している。電車はデータイムに準急が毎時6本運転されている。平日朝ラッシュ時下り7時台には通勤準急が4本、普通が2本運転されている。平日夕方ラッシュ時上り19時台には急行2本、準急5本、普通2本が運転されている。
石清水八幡宮駅は1910年4月15日に京阪本線開通とともに八幡駅として開業した。1916年4月1日に急行停車駅となった。1926年6月22日に男山索道の八幡口駅が開業した。1928年5月28日に男山索道は社名変更により男山鉄道となった。1939年12月25日に石清水八幡宮前駅に改称された。1943年10月1日に会社合併により京阪神急行の駅となった。1944年2月11日男山鉄道が戦時資材供出のため廃止された。1948年1月1日に八幡町駅に改称された。1949年8月1日に実施されたダイヤ改正で準急停車、急行は通過となった。同年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1955年12月3日に京阪電気鉄道の鋼索線が改めて開業し男山駅となり、八幡町には急行停車が復活した。1957年1月1日鋼索線の男山駅を八幡町に改称して、同一駅となった。1977年11月1日に八幡町の市制施行により八幡市駅に改称された。1983年4月7日に改札口が移設され、4月8日にはバスターミナルが完成した。1987年6月1日に急行の8連化に対応してホームが延伸された。2003年9月6日にデータイムの急行がなくなり、データイムに限っては準急のみの停車となった。2008年10月19日のダイヤ変更で急行が早朝深夜のみの運転となり、実質的に準急以下が停車する駅となった。2009年9月12日に4番線が撤去された。2016年12月には1番線も撤去されて、ホーム2面2線となった。2019年10月1日に石清水八幡宮駅に改称され、鋼索線の駅はケーブル八幡宮口駅となった。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は急行停車に対応して18m級車両8両分ある。
上下ホーム間には地下道があり、エレベータが設置されている。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
臨時改札口も設置されており、初詣・初午での石清水八幡宮への参拝客用に出口専用として使用されている。
出口は1ヵ所で駅東側に出られる。
駅の西側にケーブル八幡宮口駅がある。
駅の東側にはロータリーがあり、京阪バスの路線バスが乗り入れている。
石清水八幡宮 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 3,814 | 1,348 | 2,466 | 35.3% |
2008年度 | 5,607 | 2,883 | 2,724 | 51.4% |
対08年度比 | 68.0% | 46.8% | 90.5% |
石清水八幡宮駅の2018年度1日あたりの乗車人員は3,814人で、うち定期利用者は1,348人となっている。定期比率は35.3%で、定期利用者は4割以下と少ない。10年前の2008年度と比較すると全体で32.0%減、定期利用者は53.2%減、定期外利用者は9.5%減となっている。