【那智口として開業した】
JR紀勢本線紀伊天満駅は東牟婁郡那智勝浦町にある。那智駅と紀伊勝浦駅の間にあり、那智駅までは0.9kmと駅間距離はかなり短くなっている。電車は普通のみの停車で、下り11本、上り12本の運転で、2時間程間隔が空く時間帯も多い。紀伊天満駅は1912年12月4日に新宮鉄道三輪崎〜勝浦間開通とともに那智口駅として開業した。1917年12月4日に天満駅に改称された。1934年7月1日に新宮鉄道が国有化されて紀勢中線の駅となり、紀伊天満駅に改称された。1940年8月8日に線名改称により紀勢西線の駅となった。1959年7月15日に紀勢本線全通により、同線の駅となった。
駅構内はホーム1面1線でホーム有効長は20m級車両6両分ある。
改札は無人化されており、自動改札機などの設置はない。集札箱だけが設置されている。
駅舎内には待合室がありベンチが設置されている。
出口は1ヶ所で駅西側に出られる。駅舎にはトイレも設置されている。
駅周辺は住宅地になっており、駅前には天神社がある。
紀伊天満 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 43 | 37 | 6 | 86.0% |
2008年度 | 79 | 53 | 26 | 67.1% |
対08年度比 | 54.4% | 69.8% | 23.1% |
紀伊天満駅の2018年度1日あたりの乗車人員は43人で、うち定期利用者は37人となっている。定期比率は86.0%で、定期利用者が9割近くを占めている。10年前の2008年度比較すると全体で45.6%減、定期利用者は30.2%減、定期外利用者は76.9%減となっている。