【関西各駅探訪第1248回】JR和歌山線下井阪駅

下井阪

【ロードサイドは発展しているが・・・】

JR和歌山線下井阪駅は和歌山県紀の川市にある。紀の川市の市街地とも言うべきところにあるが、駅周辺は住宅と田畑が混在しているだけで、あまり賑やかではない。近くを走る国道24号線岩出バイパス沿いには店舗が建ち並んでおりロードサイドは賑やかである。電車はデータイムに普通が毎時2本の運転で、平日朝ラッシュ時7時台下り和歌山方面へは普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時には17時台と19時台に快速の運転がある。下井阪駅は1938年7月15日に国鉄和歌山線打田～岩出間に新設開業した。2020年3月14日から車上搭載タイプのICカードリーダーが設置され、ICカード利用可能駅となった。

下井阪

駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

下井阪

改札は無人化されている。簡易式の自動券売機が設置されているが、自動改札機などは設置されていない。

下井阪

出口は1ヶ所で駅東側に出られる。出口はスロープ状になっており、簡易的にバリアフリーに対応している。

下井阪

駅出口付近に電話ボックスがあるだけで駅周辺にはめぼしい施設は見当たらない。

下井阪

駅前には駐輪場が設置されており、駅周辺は住宅と田畑が入り混じっている。駅から少し離れた国道24号線沿いなどには店舗が建ち並んでおり、ロードサイドは賑やかである。

下井阪駅の2018年度1日あたりの乗車人員は455人で、うち定期利用者は359人となっている。定期比率は78.9%で、8割近くが定期利用者となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で3.9%増、定期利用者は1.4%減、定期外利用者は29.7%増となっており、定期利用者が減少しているが、定期外利用者が若干増加している。