【舞鶴市内東の拠点駅は若狭への玄関口でもある】
JR舞鶴線、小浜線東舞鶴駅は京都府舞鶴市にある。舞鶴線と小浜線の接続駅で、両線はスルー構造になっているため、同一路線のような様相になっている。但し、現在は両線を直通する定期列車の運転はないので、当駅にて乗り換えなければならない。列車は特急まいづるが1日7往復運転されており、概ね2時間毎の運転となっている。普通列車は概ね毎時1本の運転で、朝の時間帯には7時台に3本、夕方の時間帯には17時台に2本運転されている。
東舞鶴駅は1904年11月3日に国鉄の福知山〜綾部〜当駅間の開通とともに新舞鶴駅として開業した。開業と同時に阪鶴鉄道に貸与された。1907年8月1日に阪鶴鉄道が国有化されて、1909年10月12日に線名制定により阪鶴線の駅となった。1912年3月1日に路線名改定により舞鶴線の駅となった。1919年7月21日に中舞鶴への支線が開通した。1922年12月20日に小浜線が若狭高浜から当駅まで延伸された。1939年6月1日東舞鶴駅に改称された。1972年11月1日に中舞鶴線が廃止された。JR発足後、1996年7月13日に高架化が完成した。
駅構内は高架ホーム1面2線で、ホーム有効長は7両分ある。
特急まいづるは最大でも4両編成のため、舞鶴線電車と小浜線電車が縦列に停車することも多い。
ホームから改札がある地上へはエレベーター、上りエスカレーターが設置されている。
エスカレータは上りのみが設置されている。
改札は地上にあり、有人改札になっている。自動改札機の設置はなく、自動券売機が設置されているだけで、ICカードの利用はできない。
みどりの窓口が設置されており、みどりの券売機も設置されている。
改札付近には待合室やコンビニ、観光案内所がある。
出口は2ヶ所あり、南北に出られる。
北口がメインで、ロータリーがあり、各方面への路線バスのほか、高速バスの発着もある。また、舞鶴港から出るフェリーの連絡バスも運行されている。
南口もロータリーが整備されている。こちら側へは路線バスの乗り入れはない。
駅高架下には駐輪場が整備されている。
駅近くにはパーキングもあり、パークアンドライドに対応している。
東舞鶴 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 1,505 | 858 | 648 | 57.0% |
2006年度 | 1,345 | 556 | 789 | 41.3% |
対06年度比 | 111.9% | 154.3% | 82.1% |
東舞鶴駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,505人で、うち定期利用者は858人となっている。定期比率は57.0%で、定期利用者は6割を切っている。10年前の2006年度と比較すると全体で11.9%増、定期利用者は54.3%増、定期外利用者は17.9%減となっている。