【関西各駅探訪第1039回】JR播但線香呂駅

香呂

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【駅舎は兵庫県最古となる1線スルー化された駅】

JR播但線香呂駅は兵庫県姫路市にある。普通のみが停車する駅で、明治27年建築の兵庫県最古となる木造駅舎を有している。電車はデータイム毎時1〜2本の運転で、平日朝ラッシュ時上り8時台には4本、平日夕方ラッシュ下り19時台には4本が運転されている。電車は103系2両ワンマン電車を基本に、ラッシュ時間帯には4両編成や221系6両編成の乗り入れもある。香呂駅は1894年7月26日に播但鉄道姫路〜寺前間開通とともに開業した。1903年6月1日に山陽鉄道の駅となった。1906年12月1日に国有化された。1909年10月12日に線名制定により播但線の駅となった。1980年4月1日車扱貨物の取扱を終了した。JR発足後、2015年12月5日に駅前広場が整備された。2016年3月26日からICカードの利用が可能になった。27日からは西側に無人の改札が設置された。

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

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特急通過のため1線スルー化されている。

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駅舎側1番のりばがスルー構造になっており、行き違いがない場合は上下電車とも1番のりばに発着する。

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上下ホーム間には跨線橋が設置されている。エレベーターの設置はなく、上下ホーム出口にスロープが設置されており、バリアフリーには対応している。

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改札は2ヶ所で、2番のりば側の改札は2016年3月27日に開設された新しい改札で、無人化されている。ICカードリーダーと簡易式の自動券売機が設置されている。

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1番のりば側の改札は従来からある改札で有人改札になっている。こちら側にもICカードリーダーと簡易式の自動券売機が設置されている。

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出口も2ヶ所で、駅舎がある東口がメインとなっている。

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東口は駅前にロータリーが整備されてタクシーが常駐している。

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西口は2016年に開設された新しい出口で、駅周辺には駐輪場などが整備されている。

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スロープが設置されており、簡易的にバリアフリーに対応している。

香呂 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 1,557 1,190 367 76.4%
2006年度 1,653 1,284 369 77.7%
対06年度比 94.2% 92.7% 99.5%

香呂駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,557人で、うち定期利用者は1,190人となっている。定期比率は76.4%で、8割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で5.8%減、定期利用者は7.3%減、定期外利用者は0.5%減となっており、定期利用者を中心に減少している。

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