【姫路から京都への入口となっていた】
JR播但線京口駅は兵庫県姫路市にある。播但線で姫路から1駅にある高架駅で、西側に姫路城を望むことができる。普通のみが停車する駅で、データイムは毎時1〜2本の運転。平日朝ラッシュ時上り7時台に3本、8時台に4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には3本、19時台には4本が運転されている。京口駅は1898年2月18日に播但鉄道姫路〜野里間開通とともに開業した。1903年6月1日に山陽鉄道の駅となり、1906年12月1日に国有化された。1909年10月12日に線名が制定され、播但線の駅となった。1972年2月1日に無人化された。1984年10月1日に高架化が完成した。JR発足後、2016年3月26日からICカードの利用が可能になった。
駅構内は高架ホーム1面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分以上ある。
電車は2〜4両がほとんどのため、到着する電車に対してホームはかなり長い。
高架ホームからは姫路城の雄姿を見ることができる。姫路城へは駅から徒歩20分ほど距離がある。
ホームから改札がある地上へは階段のみが設置されており、バリアフリー化されていない。
改札は無人化されており、ICカードリーダーが設置されているだけである。
自動券売機は簡易型のものが設置されている。
出口は2ヶ所で、東側にはロータリーがあり、クルマの乗り入れが可能になっている。
ロータリーの真ん中には空爆の碑がある。
西口の雰囲気は同時期に高架化された野里駅と似たような造りになっている。
西側にもロータリーがあり、駅前広場は公園みたいに整備されているが、バス路線の乗り入れはない。
京口 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 1034 | 726 | 308 | 70.2% |
2006年度 | 869 | 596 | 273 | 68.6% |
対06年度比 | 119.0% | 121.8% | 112.8% |
京口駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,034人で、うち定期利用者は726人となっている。定期比率は70.2%で、定期利用者が7割を占めている。10年前の2016年度と比較すると全体で19.0%増、定期利用者は21.8%増、定期外利用者は12.8%増となっている。