関西各駅探訪第111回~南海加太線磯ノ浦駅~

【磯ノ浦海水浴場は関西サーフィンのメッカ】

磯ノ浦

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南海加太線磯ノ浦駅は、和歌山市内にある。和歌山市内とはいえ、中心部からはかなり離れており、かつては加太町だったが、1958年に市町村合併で和歌山市になった。磯ノ浦駅は1912年(明治45年)6月16日に加太軽便鉄道開業と同時に設置された。1930年(昭和5年)12月22日に社名変更により加太電気鉄道の駅となった。1942年(昭和17年)2月1日に会社合併により南海鉄道の駅となった。1944年(昭和19年)6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1947年(昭和22年)6月1日に路線譲渡により南海電気鉄道の駅となった。

磯ノ浦

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磯ノ浦駅は地上駅で、盛り土の上にホームがあるため、若干かさ上げされている。改札は1ヶ所のみで、上下線間は構内踏切を渡って連絡する。

磯ノ浦

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磯ノ浦駅では12000系サザンプレミアムのハリボテが出迎えてくれる。観光地の駅を演出してくれている。

磯ノ浦

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磯ノ浦駅は自動改札も完備する有人駅。駅の目の前には海水浴場があり、サーフボードを持ったサーファーの姿も見られる。

磯ノ浦

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駅構内は2面2線の行き違い駅で、駅本屋側の1番線が加太方面、2番線が紀ノ川方面への電車が発着する。磯ノ浦駅の2014年度の1日あたりの乗降者数は、111人で加太線では利用者が最も少ない駅となっている。加太線電車は、データイム毎時2本30分毎の運転で、全ての電車が紀ノ川から和歌山市まで直通している。平日朝ラッシュ時上り紀ノ川方面は、7時台が4本、8時台が3本の運転。平日夕方ラッシュ時下り加太方面は、17時台に4本、18時台と19時台は各3本の運転となっている。最終電車は下りが、和歌山始発0時08分で、上りは磯ノ浦発23時29分の和歌山市行きとなる。

  

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