関西各駅探訪第197回~阪神本線春日野道駅~

【身の危険を感じるほどのごく狭ホームは過去のもの】

春日野道

春日野道

阪神本線春日野道駅は、神戸市中央区にある。神戸市内の地下駅で、地下化当初から1面2線の狭い島式ホームだったが、岩屋駅とともに改良工事が行われ、現在は2面2線で、普通の幅のホームに生まれ変わっている。ホーム有効長は6両分あるが、現在は4両編成の普通が停車するのみで、優等列車の停車はない。

春日野道駅は1905年(明治38年)4月12日に阪神本線開通と同時に開業した。1933年(昭和8年)6月17日に地下線化に伴い、一旦廃止された。1934年(昭和9年)5月1日に地下駅として新規開業。1968年(昭和43年)4月7日に神戸高速鉄道開通により、山陽電車が大石までの直通運転を開始した。1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災により阪神本線が運休し、当駅も営業中止した。同年2月20日に岩屋〜三宮間運転再開により営業を再開した。1998年(平成10年)2月15日 ダイヤ改正で、山陽特急の阪神本線乗り入れを三宮まで短縮。当駅に停車する山陽の列車はS特急と普通のみとなった。2001年(平成13年)3月10日 ダイヤ改正で、山陽S特急と普通の阪神本線乗り入れを三宮駅まで短縮。当駅に停車する山陽の営業列車は消滅した。同年11月6日から駅施設の改良工事開始。改良工事にあたって神戸高速鉄道に駅施設を譲渡した。2004年(平成16年)9月25日 に新ホームをホーム有効長5両編成分で仮使用を開始した。西改札口が新設された。同年9月27日 に6両編成(平日朝の下り準急)の神戸側1両をドアカットさせて停車させた。2005年(平成17年)8月7日にバリアフリー設備・ホーム延伸部の使用を開始した。2006年(平成18年)2月1日からICカードPITAPAの使用が可能になった。同年3月27日に駅施設の改良工事が完成した。同年10月28日ダイヤ改正で準急の当駅への乗り入れがなくなり、全優等列車が通過駅となった。2014年(平成26年)4月1日から駅番号が導入された。

春日野道

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先述した通り、対向式ホーム2面2線の地下駅で、かつての狭い島式ホームの遺構が上下線間に残っている。

春日野道

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かつては改札は1ヵ所のみだったが、改良工事により2ヶ所になった。東改札は、1号出口、2号出口につながる改札で、春日野交差点付近にある。

春日野道

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1号出口は国道2号線の北側にあり、東改札につながっている。春日野道商店街を北へ歩いていくと阪急春日野道駅がある。徒歩10分ぐらいかかる。

春日野道

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2号出口は国道2号線の南側にあり、エレベータも設置されている。HAT神戸へはこちらの出口が便利である。

春日野道

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春日野交差点付近では、かつてのJR神戸臨港線跡があり、国道2号線を越える鉄橋は今でも原形を留めており、遊歩道になっている。

春日野道

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3号出口は西改札につながっており、この出口もHAT神戸の西側に近い。

春日野道

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西改札は改良工事で新規に設けられた改札で、ICカード対応の自動改札機が並ぶ無人改札となっている。

春日野道

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島式ホーム時代の春日野道駅。ホーム幅が狭く、通過列車も頻繁に走るため、ホーム中央に備えられた柵に捕まらないと身の危険を感じることもあった。


春日野道駅の2015年度1日あたりの乗車人員は7,271人で、うち定期利用者は3,315人である。10年前の2005年度には、乗車人員が5,321人で、定期利用者は2,310人だった。乗車人員で36.7%増、定期利用者は43.5%増となっており、大幅に利用者を増やしている。HAT神戸など、付近の再開発が進み、利用者増に結び付いているものと思われる。

  

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