関西各駅探訪第165回~山陽電鉄本線山陽姫路駅~

【山陽電車西のターミナル駅は山陽百貨店に直結】

山陽姫路

山陽姫路

山陽電鉄本線山陽姫路駅は、兵庫県姫路市にある。JR姫路駅の北側にあり、駅の東側に大手前通りがあり、1km北へ行くと姫路城がある。JR姫路駅とは250mほど離れているが、歩いて十分可能な距離となっている。山陽新幹線は一番南側にホームがあるため、結構離れている。

山陽姫路駅は1923年(大正12年)8月19日に神戸姫路電気鉄道開業と同時に姫路駅前駅として開業した。1924年(大正13年)2月3日に当初の駅から200m東に移転した。1927年(昭和2年)4月1日に神戸姫路電気鉄道が宇治川電気により合併され、同社の駅となった。1933年(昭和8年)6月6日に宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となった。1943年(昭和18年)11月20日に電鉄姫路に改称した。1946年(昭和21年)に戦災で焼失した駅舎を再建した。1954年(昭和29年)4月20日に高架化により100m西側へ移転した。同年12月7日に高架化が完成した。1990年(平成2年)12月8日に山陽百貨店1階にあった駅施設を2階に移設した。1991年(平成3年)4月7日に山陽姫路に改称した。2006年(平成18年)3月26日にJR西日本の高架工事の関係で当駅〜手柄間を運休、バスによる振り替え輸送を実施。翌3月27日始発電車より普通車を1・2番線に、直通特急・特急を3・4番線に発着番線を変更した。2013年6月15日(平成25年)にピオレ姫路とキャスパを2階で結ぶ長さ114メートル、幅5メートルの眺望・連絡デッキが開通した。同年12月12日にサンクンガーデンはキャッスルガーデンに、眺望デッキはキャッスルビューという愛称が付けられた。

山陽姫路

山陽姫路

山陽百貨店2階に乗り入れており、頭端式ホーム4面4線の高架駅となっている。

山陽姫路

山陽姫路

JR姫路駅が地上駅だった時代は、山陽姫路駅を出て、左にカーブしてJR在来線の線路を高架で跨いで、高々架の山陽新幹線の下をくぐって南下してたが、JR在来線の高架化により、山陽電鉄本線の線路は、山陽姫路駅を出るとすぐに地上に下りる形になり、JRの高架と山陽新幹線の高々架をくぐり、南下していくことになった。

山陽姫路

山陽姫路

改札は1ヶ所のみで、頭端部の先にあるため、梅田寄りの車両に乗るとかなり歩くことになる。ICカード対応の自動改札機を完備しており、有人改札となっている。

山陽姫路

山陽姫路

駅舎は山陽百貨店と一体となっており、ホームは同百貨店の2階にある。

山陽姫路

山陽姫路

山陽姫路駅の高架下には飲み屋街が所狭しと並んでいる。


山陽姫路駅の2014年度1日あたりの乗車人員は13,703人で、うち定期利用者は7,735人となっている。定期比率は56.4%と定期比率はあまり高くない。10年前の2004年度乗車人員は、13,554人だったので、全体で1.1%増加している。定期利用者は5.1%の増加で、定期外利用者は逆に3.6%減少している。

  

鉄道コム

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