【千里線はかつては千里山線と呼ばれていた】
阪急千里線千里山駅は大阪府吹田市にある。駅開業当初は終点で路線名も千里山線だった。南千里までの延伸で中間駅となり、北千里延伸とともに路線名も千里線となった。千里線淡路〜北千里間の電車は普通のみの運転で、データイムには毎時6本10分毎に運転されている。天下茶屋行きと梅田行きが20分毎に運転されており、淡路で京都本線普通と連絡している。平日朝ラッシュ時8時台には天下茶屋行き6本、梅田行き5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には梅田から3本20分毎、天下茶屋から6本が運転されている。
千里山駅は1921年10月26日に豊津から当駅までの延伸とともに開業した。1923年4月1日に路線譲渡により新京阪鉄道の駅となった。1930年9月15日に会社合併により京阪電気鉄道千里山線の駅となった。1943年10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄千里山線の駅となった。千里山線は、戦後も京都本線とともに京阪神急行電鉄の路線として残った。1963年8月29日には当駅から新千里山(現在の南千里)まで延伸されて中間駅となった。1967年3月1日に北千里までの路線延伸が完成し、路線名が千里山線から千里線となった。1988年4月8日には千里山阪急ビルが完成し、新駅舎になった。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。
淡路方面行きホームには昔ながらの行灯式の行先表示板がある。
改札は2ヶ所あり、上下ホームの梅田方に設置されている。上下ホーム間には地下道がある。地下道にはエレベーターの設置はない。
西改札がメインで千里山阪急ビルの1階に改札がある。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
西口には阪急タクシーの乗り場が隣接しており、雨の日でも傘をさすことなくタクシーに乗り換えられる。
東改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
東口には2016年にロータリーが整備され、阪急バスの路線バスが乗り入れている。
千里山 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 7,622 | 3,962 | 3,660 | 52.0% |
2007年度 | 7,604 | 3,574 | 4,030 | 47.0% |
対07年度比 | 100.2% | 110.9% | 90.8% |
千里山駅の2017年度1日あたりの乗車人員は7,622人で、うち定期利用者は3,962人となっている。定期比率は52.0%で、定期利用者は半分強となっており、それほど多くない。10年前の2007年度と比較すると全体で0.2%増、定期利用者は10.9%増、定期外利用者は9.2%減となっている。