【関西各駅探訪402回】南海本線尾崎駅

 ~特急サザンも停車する阪南市の中心駅~

尾崎

南海本線尾崎駅は大阪府阪南市にある。阪南市の中心駅で、特急サザン以下全ての電車が停車する。1897年11月9日に南海鉄道佐野からの延伸で開業した。開業当初は終点だった。1898年10月22日に和歌山北口までの延伸で中間駅となった。もともと急行停車駅だったが、2001年3月24日ダイヤ改正で特急停車駅となった。

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ホーム2面4線で、特急など優等列車と普通が緩急接続を行う。ホーム有効長は特急サザン停車に備え8両分ある。

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ホームには特急サザンの指定席券券売機が接地されている。

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改札は1ヶ所で、古い橋上駅舎内にある。ICカード対応の自動改札機や自動券売機が設置され、特急停車駅のため特急券の販売も行われている。

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ホームから改札階へはエレベータが設置されている。

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古い橋上駅舎で駅舎内に入居している店舗もある。売店などは開いているが、閉まっている店もあり、昔ながらの駅の風情が漂う。

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出口は2ヶ所で、南口にバス停留所があり南海バスが発着している。南側に阪南市役所などがあり、街の中心部になっている。

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北口は住宅地の中にあり、付近の道路は狭い。駅前にはタクシー乗り場はあるが、バスの乗り入れはない。1㎞程の距離に大阪湾が広がっている。

尾崎駅の2016年度1日あたりの乗車人員は5,535人で、うち定期利用者は3,708人となっている。定期比率は67.0%で、近年の傾向からすると定期利用者は多い方である。10年前の2006年度と比較すると全体で7.8%減、定期利用者は2.1%減、定期外利用者は17.6%減となっており、定期外利用者の減少が大きい。

  

鉄道コム

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