【関西各駅探訪401回】三岐鉄道北勢線阿下喜駅

 ~三岐鉄道伊勢治田や東藤原にも近い北勢線の終点~

阿下喜

三岐鉄道北勢線阿下喜駅は三重県いなべ市にある。北勢線の終点で、三岐鉄道三岐線の伊勢治田駅まで徒歩30分ほどの距離にある。駅に隣接して軽便鉄道博物館がある。1931年7月8日に北勢鉄道の駅として開業した。北勢電気鉄道、三重交通を経て、1965年4月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1999年10月1日に無人化され、2003年4月1日には、北勢線が近鉄から三岐鉄道に事業譲渡され、三岐鉄道北勢線の駅となった。2006年には新ホーム、新駅舎が完成した。

阿下喜

駅構内はホーム1面2線で、終点のため、線路は行き止まり式になっている。

阿下喜

改札は1ヶ所で、自動改札機が設置されている。

阿下喜

出口も1ヶ所で、駅前にはバスターミナルもあり、付近の交通結節点となっている。

阿下喜

駅に併設して軽便鉄道博物館がある。転車台やSLなどがあり、かつて北勢線で活躍したモニ226などを見ることができる。

阿下喜

近鉄北勢線時代の阿下喜駅。三角屋根の駅舎は今はもう見られない。

阿下喜駅の2016年度1日あたりの乗車人員は329人で、定期利用者は207人となっている。定期比率は62.9%で、まずまず高い数値と言える。10年前の2006年度と比較すると全体で2.8%増、定期利用者は4.9%減、定期外利用者は19.3%増となっている。

  

鉄道コム

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