【関西各駅探訪第753回】JR加古川線小野町駅

小野町

【そろばんの町小野市の駅】

JR加古川線小野町駅は兵庫県小野市にある。神鉄小野駅とは加古川を挟んでかなり離れた北東方向にあるため、競合関係にあるとは言えない。小野市の中心部は神鉄小野駅よりもさらに北側にあるため、小野町駅周辺は小野市の南端にあたる。加古川線は普通のみの運転で、毎時1本の運転が基本だが、昼間時は1時間以上間隔が開く時間帯もある。小野町駅は1913年8月10日に播州鉄道の駅として開業した。1923年12月21日には播丹鉄道の駅となり、1943年6月1日に国有化された。JR発足前の1986年11月1日に無人化された。2016年3月26日ダイヤ改正からはICカードの利用が可能となった。

小野町

駅構内は単面式ホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両4両分ほどあるが、実際には2両編成での運転が最大となっている。

小野町

以前はホーム2面2線だったが、棒線化されたため、行き違い設備の痕跡を見ることができる。

小野町

駅は電化完成時にホームがかさ上げされ、バリアフリーのためスロープが設けられている。

小野町

改札は1ヵ所で無人化されている。

小野町

ICカードリーダーが設置されており、簡易式の自動券売機もある。

小野町

駅はコミュニティセンターぷらっときすみのを併設しており、そば屋も隣接しており、駅で食事もできる。

小野町

駅前は車の乗り入れはできるが、バスの乗り入れはなく、タクシーも常駐していない。駅前には駐輪場が整備されている。

小野町 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 421 331 90 78.6%
2006年度 302 218 84 72.2%
対06年度比 139.4% 151.8% 107.1%  

小野町駅の2016年度1日あたりの乗車人員は421人で、うち定期利用者は331人となっている。定期比率は78.6%となっており、定期利用者が8割近くを占めている。JR加古川線の中間駅では7位の乗車人員となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で39.4%増、定期利用者は51.8%増、定期外利用者は7.1%増となっており、定期利用者を中心に利用を増やしている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました